ドラゴンクエストIX 星空の守り人 大冒険プレイヤーズガイド (Vジャンプブックス)

  • 集英社
3.14
  • (0)
  • (1)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 73
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087795103

作品紹介・あらすじ

「カデスの牢獄」までのフィールド/ダンジョンを制覇、大充実のマップ。モンスター184体、アイテム567種、スキル250種、錬金データ265種のデータを網羅。友だちとの共闘で冒険は拡大、マルチプレイ入門。魅力あふれるキャラクターが大集合、鳥山明イラスト解説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『1Q84』を抜いて、このゲーム攻略本が大ベストセラーになったそうで、この国の現在と未来に対して、暗澹たる思いを抱かざるを得ないのは、何も政治や経済の悪辣さだけではないということですね。他方の雄・ファイナルファンタジーもそうですが、このようなRPGがファンタジーとか冒険小説と同様に捉えられている現状は、ひとえに軽薄な疑似ファンタジーであるハリーポッターの影響かもしれませんが、とんでもないことで、質的低下の極みだと思います。気がつけばこのシリーズも、9までになる長丁場となった訳ですが、そうか、私が初めて1を手にしたのは、23年前だから5歳の時、父に導かれて恐る恐るやっていましたっけ、などと少しは感慨深げになったりするというものでしょう。幼児の玩具としての多少の意義はあるかもしれませんが、大の大人が嬉々としてやることなど噴飯ものです。たしか1992年の5あたりで、底の浅さが鼻について、もうどんな興味も失ってしまって、その後は考古学者の手つきで扱うばかりで、一応は出るたびに入手して臨場してはいるものの、やはり前世紀の遺物としか呼べない代物ではあります。想像力の貧困、愚民化政策の一環としか思えないようなものに老若男女が群がるという現実は、ロボトミーなのか後退現象なのか、どちらにしろ、ましてや便乗してその方面の小説を書く者まで出てこようとは、開いた口がふさがらないというものです。たまたまこの一文を書いている時に、TVでドラクエをやっている人たちどうしが群衆として映っているのを見ましたが、何か怪しい得体の知れない新興宗教の狂信的信者を連想して、ゾッとしました。書き終わって、何気なく父の部屋を覗いたら、嘘でしょう、56歳の大の大人が、日頃、ゲームなんてくだらない、とかなんとか苦言を呈していた思慮深いオッサンが、嬉々としてドラクエに、ゲームにうつつを抜かしているではありませんか。そして、気がついたらしく、振り返って私に、おい、ドラクエおもしろいなア、今度また一緒にやろうな、などと声をかけてきました。もう、くじけそうになる私でした。

  • ガイドなのである程度は載っていますが、詳しい攻略本ではないです。他に攻略本は出ていますが、こちらは鳥山明がイラストの解説をしているのがいいです。

  • ま、ここに入れるのには抵抗がなかったわけじゃありませんが、こんなに長く手元においてずっとめくりつづけている本もそうそうないもんで。今は、まさに座右の本でございます。錬金前のアイテム情報とか、いちいちネットで調べるの面倒なんで、ささっと開ける書物が重宝vv

全3件中 1 - 3件を表示

Vジャンプ編集部の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×