- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087817393
作品紹介・あらすじ
全ての中高年女性たちへのメッセージ『50歳、おしゃれ元年。』から10年。自身も還暦を超えた、人気スタイリストが語りつくす、Over60のおしゃれ論!
「季節が移り変わるように、人生も夏から秋、秋から冬と移り変わっていくのではないでしょうか。季節の移り変わりに逆らうことはできないように、いくら嘆いてみても人生の季節にもさからうことはできません。──中略──
季節が変わったら何をすればよいのでしょう? それは、衣替えです」(はじめにより)
「歳なんて単なる数字」と粋がっていた著者さえ、還暦を過ぎれば、朝起きれば節々は痛み、女性ホルモンの枯渇からか気分まで鬱々。さらにはコロナ禍の自粛生活で完全なる運動不足に! では、頑張って年齢に抗う? いえいえ、これから必要なのは、季節の移り替わりを受け入れてその季節を楽しむということ。おしゃれも生き方も“衣替え”して、Over60からの「季節」を楽しみませんか?
<目次より>
第1章 「今」を生きるおしゃれをしよう
人生の衣替え4か条
今こそクロゼット総点検。さよならすべき服はこれ!
第2章 昭和のおしゃれルールが抜け切らない人への処方箋
「盛る」よりも「抜く」のが令和流
かつての鉄板アイテム、白いTシャツとシャツにさよならを
バッグの詰め込み過ぎには注意しましょう
第3章 おしゃれ心がダダ下がってしまった人への処方箋
ベーシックアイテムこそアップデートする
ワンシーズンに一つだけ、トレンド・リハビリアイテムを投入する
Over60の出直しアイテム「進化系ジャケット」
第4章 Over60のおしゃれとお金を考える
おしゃれに使っていた財力は別のところに
「あったら便利」はなくていい
まとめ買い・2個買いも卒業しました
第5章 Over60の、持続可能な簡単おしゃれテクニック
パッと着っぱなしはご法度! 一手間で見違えます
試着の鉄則・パンツ編/店員さんの「大丈夫!」は大丈夫ではありません
試着の鉄則・トップス編/「デニムとか合いますよ」には要注意
◆地曳いく子 (渡辺いく子)
1959年生まれ。スタイリスト。文化学院専門課程美術科卒業。30年以上のキャリアを誇るスタイリスト。洋服のプロデュースからTV、ラジオと幅広く活躍中。著書に『50歳、おしゃれ元年。』(集英社)、『服を買うなら、捨てなさい』(宝島社)など。槇村さとるとの共著に『ババア上等! 大人のおしゃれ DO!&DON’T!』『ババアはつらいよ アラカン・サバイバルBOOK』(集英社)。最新刊は『ババア上等! 番外編 地曳いく子のお悩み相談室』(集英社文庫)。
感想・レビュー・書評
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同世代だからこそよくわかるその気持ち…。
「アフター還暦」をナメていました。とおっしゃる著者。
確かにそう、映画がシニア料金になるからバンバン観れるわ〜なんて同じこと思ってた。
だがちょうどコロナ禍の自粛生活している間に還暦に入り、完全なる運動不足。
おまけに買い物などの外出も最小限でマスクで顔半分隠すから化粧しない…なんてことに。
すっかり出不精になりましたとさって感じ。
でもこれではダメだとこの本を手に取る。
まずはできることから参考にして、楽しく生きれば魂は老けない。肉体はBBAでも「気は若く」生きることにしよう。
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もうすぐ62歳の私。
ファッション見直したい。お仕事終わったら髪シルバーにしたいし、明るい色着たい。楽しみたい。 -
服の取捨選択に留まらず、年を経てこれから大切である物事が何かと一例を示してくれる1冊。年代は少し異なるけど、色々考えらせられることも多かった。