- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087861181
作品紹介・あらすじ
介護はある日突然やってくる。しかも、芋ヅル式に!
自分の親、夫の実母、義父、義母、夫の実父、夫の祖母……
ひとりで6人も看ることになった
主婦のポジティブ介護日記。
複雑な家庭で育った夫との結婚。「老後の世話が大変だから」と両親に反対されても「何とかなる!」と思っていた。時は流れ、介護が必要になった親たちの家々を自転車で巡回する日々がスタート。病院への送迎、食事の配達、入浴介助、気まずい義父のシモのお世話。追い打ちをかけるように、彼女自身にも乳がんが見つかり――他人事じゃない介護の実情を描くコミックエッセイ。
「介護と排泄」「介護とお金」「介護施設の選び方」
についての専門家インタビューも収録。
著者略歴
井上きみどり(いのうえ・きみどり)
1964年生まれ、漫画家・コラムニスト。関西生まれ、広島育ち、現在仙台在住。河北新報社にてイラストコラム「週刊きみどり」を11年間連載。『子供なんか大キライ!』『オンナの病気をお話ししましょ。』『わたしたちの震災物語』『マンガでわかるコドモの医学』『ふくしまノート1〜3』『カホゴ夫の日常』『子育ては「絵メモ」で伝えればうまくいく!』『孫育(まごいく)』など著書多数。
感想・レビュー・書評
-
90歳の義母の介護に忙しい嫁さんが図書館で見つけて「思わずジャケ借り」して来た本を拝借読了。これがもー、オモシロ過ぎて、読後ソッコーで再読したくらい。
一言で云えば、笑えて泣けてタメになる。
ただし、介護を実際に経験したかしているか、もしくは少なくとも何らかの事情で「介護を身近に感じる」人に限る。そうでなくちゃワカラナイ。ワカルはずがない。でもそれでいいのだ。いずれ必ずワカル日が来る。それが介護なのだ。
...てなことをつくづく理解させてくれる傑作♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。
一気に読んだ。
弟の何もしない介護、ありそう。
どうして男の子の親って、甘やかして育てるのか。
番外編が良かった。 -
これまたすごい、、
こんな何人ものジジババ介護とは
たまげた。
しかもめっちゃ、リアル。
あとがきににある
「自分を大切にする」という結論。
介護してる本人の乳がんや帯状疱疹が
ウェイクアップコールなんだな。
無理しないで!
間違ってるよ!
考え方かえて!
自分を大事にして!
身体がちゃんと教えてくれてる。
そりゃ1人でそんな抱えてたら無理だって。
「介護は、介護者自身の内面を見つめる作業」
これもすごく共感が持てる、
無駄なことは一つもないというけれど
介護の経験というのは
自分と向き合う作業なんだなだと思う -
201912/