思い、思われ、ふり、ふられ 10 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.04
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本棚登録 : 589
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088441092

感想・レビュー・書評

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  • ネタバレかも!

    頼りないなんて思った事ないよ 一度も
    私もこんなこと言われたい〜!

  • 両親についての悩みを朱里が亮介に話したと知った和臣。嫉妬を感じながら、自分にも言って欲しいと朱里に伝えます。そして和臣は自分の思いを打ち明けたくなり──!? 一方、亮介からのアプローチも加速して!?

  • 《後付けでさぁ 出来ない理由探すのだけは みんな得意だよね》

  • セリフが良いのだけど
    セリフのない絵だけのコマが良いし
    何よりも
    表紙が好きです
    この二人になるのだろうけど
    お話の中では
    この二人には
    なかなかかりそうにない雰囲気
    別なキャラクタの方が頑張っているから
    言わなければ伝わらないから
    しっかりと言葉を繰り出せるキャラクタの強さを感じます
    次の巻にはこの表紙みたいになるのかなと
    想像しています

  • いろんな人の気持ちが絡み合う
    自分の気持ちを出すのって難しいけど、その揺れまどいがとても丁寧に描かれていると思います
    揺れるのって大事よね

  • 亮介に朱里を取られてしまうかもしれないというプレッシャーから少しずつ行動的になっていく和臣
    どうにか追いついた先で朱里と話したのは想いを伝えるとかそういう甘いものではなくて、離婚の危機に揺れる朱里の内面に触れるというもの。相変わらず踏み出さないままの和臣の姿はほんの少し残念でも有ったけど、これが和臣の素の姿でも有るんだろうなぁ……

    由奈への遠慮から理央の家に残る訳には行かないと考え更にそれを伝えることにも遠慮する朱里。朱里に想いを伝えるよりも朱里の笑顔を守ることを優先してしまう和臣
    こういった部分を見ると本当にこの2人はそっくりというか芯の考え方が瓜二つなんだよね。行動する前に周囲を見てその調和を崩さないように考えて自分の望みを抑えてしまう。他の人からは明るいとかコミュ力高いと思われてしまうから自分を本当に理解してくれる人を求めてしまう
    そういった理解してくれる人が朱里にとっては和臣になって、和臣にとっては朱里になってしまう。その関係は亮介が語るように「閉じた関係」に似たものになってしまうのかもしれないね

    だから二人を助けるきっかけは2人以外から生じるのはある意味当たり前だったのかも知れない
    離婚の危機、亮介の接近。そういったピンチを前にして情報共有を行うことになった由奈達。繊細な話題だからこれまで何処まで触れて良いのか、何処まで踏み込んで良いのかと曖昧だった
    でも、話し合ってみれば意外と解決策は出てくるもの
    由奈がヤキモチを焼くかもしれないという朱里の恐れ。それを格好良くそして彼氏らしく「じゃあ問題ないよ」と言い切った理央は素晴らしいね

    そして理央の立場が固まったなら、同様に由奈も立場を固められる
    朱里に面と向かい合って朱里の不安感を全て吹き飛ばすように「選んでいいんだよ 朱里ちゃんは」「無責任に 私にぶつけちゃえばいいんだよ」と朱里が考えても居なかった道を提示してみせた由奈
    性格もこれまで歩んだ道も全く異なる朱里と由奈。この2人が親友となった理由を改めて納得させられるかのような場面だったね

    由奈や理央から発破をかけられて、朱里や和臣が親に振り回される側から抜け出そうと藻掻き始める展開は非常に良いね
    ただ、本作の優しくなくて、そして優しい所はこういった場面でこそ顔を出すのだけど
    長男が勝手にイギリスに旅立ってしまった事にショックを受けている和臣の両親
    母ばかり問題を引き起こしているように思えたけど、父にだって問題点があった朱里の両親
    これまでの自分は親に抑圧されているんだとの考えのままでは見えてこなかった親の別の姿
    それでも踏み出した和臣、踏み出せず亮介に会いに行ってしまった朱里。ここから起きる出来事は様々な意味で分岐点となりそうだ

  • 朱里が思う和くんとの関係が
    すごくわかるもので泣いちゃったー

    こんな心震えるとは。

  • 和臣と朱里の付かず離れずの距離。もたもたしてる和臣を見て亮介くんがグイグイくる。当て馬だってわかっているものの、あの押しはなかなかの強さで個人的にはとても好き。和臣も朱里にはっきり告白する決意をなぜ先に亮介くんに宣誓しちゃうのか。そりゃ亮介くん押しまくるだろうよ。と思いつつ、誠実なんだなとか思ったりして。とりあえず和臣と朱里が心に抱えてるものって重いけど、2人ともいい子だよなって読んでる間に何度も思う。

  • 恋の駆け引きがすごい…!
    すこし焦りを見せながらもガツガツ攻める男vs今まで踏ん切りがつかなかったけど決心した男って時点ですごい
    それにしてもみんなこんなに落ち着いて丁寧に話せるのすごいなあ

  • 【あらすじ】
    両親についての悩みを朱里が亮介に話したと知った和臣。嫉妬を感じながら、自分にも言って欲しいと朱里に伝えます。そして和臣は自分の思いを打ち明けたくなり──!? 一方、亮介からのアプローチも加速して!?

    【感想】

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著者プロフィール

咲坂 伊緒(さきさか いお)
日本の女性漫画家。東京都出身。
デビュー作は『サクラ、チル』。代表作は実写映画化された『ストロボ。エッジ』、テレビアニメ・実写映画化された『アオハライド』。2018年に『思い、思われ、ふり、ふられ』が第63回小学館漫画賞少女向け部門を受賞し、実写&アニメ映画化が決定。実写映画は2020年8月、アニメ映画版は同年5月に公開。

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