ハンキー・ドリー 1 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
3.05
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本棚登録 : 131
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088455433

作品紹介・あらすじ

この春から高校生になる縁は、とても引っ込み思案。いつも一緒の幼なじみ・鷹と隼とは、クラスが分かれてしまい、不安な縁です。そんな縁の、隣の席に来たのは、不思議な雰囲気の女の子・歩。このあたらしい出会いが、縁と鷹たちの関係を、大きく変えていくことに……。

感想・レビュー・書評

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  • ヒロインと幼なじみ男子二人(しかも双子)のお話です。

    物語は
    ヒロインの縁(ゆかり)と、幼なじみの鷹(おう)と隼(しゅん)が
    高校生になったところから始まります。

    幼いころから、ひっこみ思案でおとなしい女の子だった縁。
    男の子におもちゃをとられても、なかなか言えずにもじもじ。
    そんなところを助けてくれたのが、鷹と隼なのでした。
    それ以来、縁にとって二人は、ずっとヒーローなのです。

    そして二人にとっても縁は、ダメな妹というか
    いつも気にかけている存在(主に心配で)なのです。

    鷹は見た目もちょっとやんちゃなかんじで荒っぽいところもあるのですが
    実はとてもやさしくて面倒見のいい男の子。

    隼は
    ちょっと天然でやわらかい雰囲気なのだけど
    さらっとさわやかに毒づいたりもする。

    二人がいないとダメダメな縁と
    そんな縁をなんだかんだ言いつつピンチのときは必ず救けにくる鷹と
    やさしく見守る隼。

    そんな幼なじみ3人の構図。

    そこに、縁に高校で新しくできた友達、歩ちゃんの登場により
    3人の関係がすこしずつ変化していきます。

    歩ちゃんが鷹に一目惚れしてしまったことで
    縁の中の「蓋」がすこしずつ開き始める。

    そのほんのすこしの隙間から、じわじわと溢れ出るもやもやした気持ち。

    その感情が何のなのか、まだよくわからないまま
    縁は「初めてできた友達の恋」を応援しはじめます。

    幼なじみだと思っていた鷹への気持ちが、実はそうではないということに
    少しずつ気づいていくあのかんじとか
    気持ちと行動がちぐはぐで、苦しくなって、思わず涙が溢れてしまうところとか
    もう、きゅぅぅんと切なくて甘酸っぱくて、たまらないのです。

    そしてそこに隼の想いも絡んできて・・・

    切なくてこじれたりしてますが、ぜんぜん重いかんじではなく
    明るくて甘ずっぱい、青春物語です^^

  • 帽子のゴム、くわえてたくわえてた(笑)なんか味したよね(笑)双子の幼馴染。二卵性かな?似てないもんね。うちの甥っ子たちは一卵性だけど似てない、、、と伯母は思う。でもだんなは似てるって言う。あれっ?(^_^;) さて、縁ちゃん、若干依存な感じでイラッとしたりもするんだけど、あなた学級委員仲間の彼にしときない。それが1番無難です←話そこで終わるけどねー(笑)

  • 一話はすごくよかった!
    良かっただけに、恋愛方向にガッツリ進むか~とガッカリ。
    もっと三人の絆とか、初めて出来た女の子の友達を大事にするとか、恋愛に絡まない話が読みたかったかな。
    一話が良かっただけに。

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