作品紹介・あらすじ
伊月の復讐は未遂に終わった──。それでもなお天使の身を案じ続けるあさひは、天使への思いを自覚し始めていた。そんな折、伊月は「天使が犯人ではない」という証拠を偶然見つけてしまう…。一方、天使は、あさひのそばに居るべきなのは、あさひが唯一心を許す伊月だと思い、自らは身を引こうと決心する。そして、ついに“あの日"の真実を、伊月の前で語り始めるのだった…。
感想・レビュー・書評
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おぉ。ついに天使から事件の真相が。えーそういう感じでしたか。読み進める間ちょっとドキドキしちゃった。この真相をあさひが知ったらどうなるんだろう。誰が悪いわけでもないやつ。伊月にご飯ご馳走になる時にちゃんといただきますって言う天使にほんわかした。大事な言葉教えてくれたのは有希先生とあさひだから忘れないってむしろうるうるしたけれども。ミステリー要素薄くなるけど、これからはあさひがどっちを選ぶのかって展開になるのかな。有希先生と伊月のおじいちゃんと天使の関係もか。
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天使が伊月に、有希先生の事件の真相を話す。
天使が犯人じゃなくてよかったけれど、誰も悪くないのに天使が罪をかぶったということが切ない。
真実を知ったらあさひはどうなってしまうのだろう。
真相がわかるとミステリ要素がなくなってしまうけれど、今後は伊月と天使、あさひの三角関係メインで話が動くのかな。
伊月の「仲間だけどライバル」発言で、今後の展開も楽しみ。
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