私がいてもいなくても 3 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 472
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088475721

感想・レビュー・書評

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  • はあリアル。
    浮気性で甲斐性はないけど気心知れた彼氏の剛史、
    息子だけに夢中な母親、格好良い友達の美穂、
    漫画家の真希、その彼氏の一(ひーさん)、
    才能も収入もやりがいもある漫画家の彼氏を羨む晶子、
    そして何気にキーマン?曲者のアシスタントのカレン、
    それぞれの他人との距離感を表現するのが本当上手い。
    まだ「マウントを取る」なんて言葉なかった頃なのに、
    確実にそのマウントの取り合いで静かに心を抉る女達。
    特に大きな出来事があるわけではないけれど、
    各々抱えてることが繊細に溶け合っていく物語。
    ひーさんの鋭い部分や気遣いに心惹かれてく晶子、
    もちろん略奪愛や強奪愛!てな展開にはならんけど、
    最後は優しい終わり方で良かったな、穏やかな笑顔…
    と思ったけど、カレンの活躍は腹立だしいよ?怒笑
    あんな心までブスが描く少女漫画なんて読みたくねー!

  • 最後切ないね。でも素敵だね。

  • 母親に教えてもらい中学の時、初めて読んだいくえみさんの本。読むとつらくなるけど、時々読み返したくなります。

  • 偉いとか偉くないとかフツーとかフツーじゃないとかなんだかいろいろあるのだけれど、そんななかで生きていく。日々。

  • ほしいよ

  • ここまで、漫画でドロドロしているのが胸にギューてすごい不安感を押し付けられるような感じは、すごいと思う。表現力が。
    そういうのもあるよねと思った
    一気に読まないと、途中で止まってると胸のモヤモヤがひどかったです

  • 全3巻

  • この心臓の掴み方に魅せられます。

  • 本編より、チョビッコのほうが気になります。

  • 「キスくらいしときゃぁヨカッタなぁ・・・・・・」

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著者プロフィール

いくえみ綾(いくえみ りょう)
1964年生まれ、北海道名寄市出身。ペンネームは、くらもちふさこ作品『小さな炎』『白いアイドル』『糸のきらめき』三作、各登場人物の名前に由来する。
1979年、14歳のとき『別冊マーガレット』「マギー」でデビュー。2000年『バラ色の明日』で第46回小学館漫画賞、2009年『潔く柔く』で第33回講談社漫画賞少女部門を受賞。
代表作はのきなみ映画・ドラマ化されている。実写映画化された作品として、2013年に長澤まさみ・岡田将生主演の『潔く柔く』、2018年に小瀧望(ジャニーズWEST)と黒島結菜主演の『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』。テレビドラマ化された作品としては『あなたのことはそれほど』があり、2017年ドラマ化。内容と、主演の波瑠、助演の東出昌大が高い評価を受けた。
愛猫家としても知られ、コミックエッセイ作も描く。『彼の手も声も』における青い水着・白のタンクトップのワンカットが、渡辺満里奈の写真集の衣装をモデルにしていたことで話題になった。

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