福家堂本舗 1 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 86
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (169ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088484341

感想・レビュー・書評

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  • 老舗和菓子屋の三人娘の老舗への思いや日常。

  • 性格の異なる三姉妹のお話。私が一番好きなのは長女の雛!同じ母子家庭ってこともあって、連載時高校・大学生だった私はずいぶん感情移入して泣いてたっけ。大人になって読み返したら、あられもあられなりの苦労があるんだなぁ〜と、また別の側面が見えてきた。
    そういえばこれを読んだ影響もあってか、高校の卒業旅行で京都に行ったな。もちろん老舗和菓子屋さんにも行ってきた。門の立派さに驚いたけど、店員さんは美人姉妹ではなかったです(笑)
    遊知先生の作品のなかで一番好きだし、少女?漫画の中でもベスト3に入るくらいお気に入り。遊知先生は福家堂の連載中にどんどん絵柄を変えていったけど、私7巻くらいが一番好き。人物だけじゃなく、背景?の和風なイラストもやっぱりこの頃が一番好き。

    ■好きなキャラ
    雛、あられ、ハナ、おかみさん、桧山さん、桧山さんのお母さん、健司、う〜んみんな好きだ。

  • 遊知やよみ先生の作品で一番好き。450年続く老舗のお菓子屋に生まれた三姉妹のお話。
    一見さんお断りの格式高いしきたり、重くのしかかる伝統、皮肉たっぷり京都弁。京都の雰囲気が味わえます。

    三姉妹がそれぞれいい味。人間て決して、いい思い出だけで生きてきたわけじゃない。笑顔でも、その裏で自分の思いを消してたり。がさつでも、本当のことは言えなかったり。

    性格の違う三人を、それぞれ丁寧に描いていて、あぁ人間てこうして形成されていくんだよな…としみじみ思った。最後は、ちょっと辛め。甘く終わらないのが人生なのだとおもうと、ちょっと寂しいけど納得。

    就職、結婚、出産。人生の節目がくる度に、読み直したいとおもう作品。

    ちなみに私は長女ですが、性格は完全にあられちゃんタイプ(笑)

  • シリーズ全体の感想ですが…何回も、何回も読み直してしまうマンガ。
    仲のいい三姉妹の、それぞれの立場ゆえの痛みと切なさと…。

    でも、何度読んでも、わが身に重ねて泣いてしまうのが長女。
    わたしは末っ子なのに…。

  • 「京都」とか、「古都」とか、「老舗」とか。
    弱い時期にはまった。
    あのしきたりグルグルの中に生きてる人たちは大変ですなぁ。
    雛の話が一番好きかな。
    これまでずっといい子をしてきて、
    最後の最後でワガママを言い出すっていう。
    わかりにくいやきもち妬きっぷりとか。
    三女はある意味いい子すぎてあんま共感できず。
    私も三姉妹の三女ですが…。
    あられちゃんは収まるところに収まったんでしょう。

    皮肉の聞いた家族同士のやりとりが好きでした。

    しかし最後の最後で終わり方が“歴史は繰り返す”的な…。
    ちょっと黒いですね…。

  • 京都育ちの私からしてもほとんど無理がない京都のお話。とっても大好きです。

  • (08.05.29)

  • 2005年の冬くらいから、ずーっとずーっと気になっていた漫画。
    ようやく読めました。

    京都の和菓子の老舗に生まれた、三姉妹の物語。
    それぞれの恋愛模様だけでなく、家族愛あり、姉妹愛あり、喧嘩ももちろんあり。
    老舗の重みがからんだ、ちょっと珍しいストーリー。
    結婚前に読んだので、タイミングよく色々、考えちゃいました。
    結婚って、難しいけど……大事なのはやっぱ愛でしょうか。

  • 本屋での立ち読みで全巻制覇。姉妹それぞれの恋愛感や人生観がイキイキと書かれていて、ぶっ飛んでるわけでも、悲劇でもないんだけど楽しい。買おうか買うまいか思案中。

  • 次の巻次の巻と読み進めてしまいます。全11巻

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