KISS×××× 5 (マーガレットコミックスワイド版)

著者 :
  • 集英社
3.64
  • (72)
  • (18)
  • (165)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 458
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088498270

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 楠本まき、代表作、最終巻。
    この巻では。えみるちゃんの話が一番好き。
    カニちゃんがルー・リード好きというのは、ちょっと意外。ドップリ、U.K.なバンドかなぁ…と、勝手にイメージしてました。
    そして……。
    おそらく、今も、アラフォーとなった、カノンとかめのちゃんの高等遊民的、日常は続いているのだろう。

  • 楠本まきの漫画の中では一見毒のない方に見えるんだけどそれでいてものすごく毒のある作品。かめのちゃんとカノンの繰り広げるしりとりにしろ、海の中で沈んだり、食虫植物に二人で溶けてくこと願ったり。

    本当に永遠的な関係性の二人ゆえの切ないくらいの温かい一瞬を切り取った作品について、こんなこというのも無粋だろうけど、この二人の行く先って心中しか浮かばない。
    カメラの被写体になるだけでストレスで体を壊すカノンがミュージシャンとして成功するとは思えないし。

    そして、かめのちゃんは凄く不思議な子。カノンやみんなの目に映るひだまりみたいな天然ドジキャラの彼女はなんでこんな行き場のないカノンの願いと一緒にいけるんだろうか。

  • 理想の愛しい愛しいカップル。
    永遠の少年少女。

  • Kissxxxxの5冊目。

    ポジパン(ゴスかな)バンドのヴォーカル、カノンとバンドのベースのカニちゃんの妹でカノンの彼女のかめのちゃんを中心とした、その周りの人間の日常を描いたマンガ。
    時系列はあるものの1話完結で、たまに実験的なことをしたりしてるのが楽しいマンガ。何度読み返しても新しい発見がある。

  • えびねのお話 必見。

  • 楠本まきのマンガ『KISSxxxx』シリーズの5冊目。

    ゴスパンクバンドのヴォーカルとほんわかした少女とその周りの何気ない日常。

    80'sです。

    パンクです。

    ファッショナブル。

    とてもほのぼのしてます。

    そして構成なり話なり、実験的でアートの臭いがします。

    大好きです。

  • かめのちゃんかわいい。

  • 80年代後半、なんかみんなフツーのカッコしてた頃に、この洗練されたファッション☆☆絵も、話の雰囲気も、すべてが大好きでした。ちょうど割礼やdip the flagを聴いてたりして、もう深く傾倒してしまったです。二巻(出会い編)はちょっと雰囲気が違うかんじ。今読むと、以前ほど登場人物に共感できなくなってしまっていて、自分はずいぶん強く逞しくなったというかイロイロ迎合してしまったのだなあとちょっと切ないです。

  • 最後まで二人だけの世界なカノンとかめのちゃん。
    おわってしまって淋しい。

  • かめのちゃんになりたくなる

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

16歳の時に『週刊マーガレット』でデビュー。その後、「KISSxxxx」(集英社)、「Kの葬列」(集英社)、「致死量ドーリス」(祥伝社)などの作品で熱狂的な人気を博した。2020年には最新作『赤白つるばみ・裏/火星は錆でできていて赤いのだ』(集英社)を刊行。フランス、イタリア、アメリカ、韓国など、海外でも翻訳本が出版されている。イギリス在住。

「2021年 『線と言葉 楠本まきの仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

楠本まきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×