魔法の砂糖菓子 (りぼんマスコットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 109
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784088533872

感想・レビュー・書評

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  • この作品がないと始まらない、という位お気に入り。
    短編4本で構成されていて、どの作品もカラーが違うけれど
    傑作揃いだと思います。

    表題の「魔法の砂糖菓子」は見ていると甘く、切ない気持ちに。
    「不思議の国の金魚姫」は、アナザーワールドに連れていって
    くれるし、「藍いろの家」は、ノスタルジックな大人の世界を
    垣間見せてくれます。
    「秋にたんぽぽ」は、夢と現実の間を揺れ惑う少女の気持ちが
    感じられるし、どの作品もすばらしいです。

    個人的に一番印象に残っているのが「藍いろの家」で、この作品は
    本誌(りぼん増刊号)掲載時、カラーページを開いた瞬間、
    ものすごく美しかったという記憶が残っています。
    内容的に少女漫画というよりはもっと大人向けの作品なので、
    大人になった現在、もう一度読み返しても新鮮な印象を受けられる
    作品だと思います。

  • どの作品も甲乙つけ難い作品集。ファンタジーな少女漫画の傑作集です。ちょっとSFなお話があったり、切ないお話があったり。表題作の「魔法の砂糖菓子」は読むたびに涙が。ぜひ再版してほしいです。

  • ええ話じゃー(T_T)

  • この人の描く女の子がどの子も可愛くていじらしくて愛おしいです。
    表題のお話はハロウィンの頃になると読みたくなる。

    秋にたんぽぽ の姉妹が凄くかわいい。こんな姉妹になりたかったなぁ。

  • はぁ~~~~もう可愛くてたまらん漫画だお!そして全体的にこの巻は切ない話が多いんだお。ほのぼのファンタジーが大好きな人は絶対読んでほしいお!

  • 表題作のラストはいまでも鮮やかすぎて心に残っている。ファンタジーを書かせたらこの人の右に出るひとは居ないのではなかろうか。(藤たまきがこの系列のような気がする)

  • 魔法の砂糖菓子 不思議の国の金魚姫 藍いろの家 秋にたんぽぽ

  • リボン時代の萩岩睦美のメルヘンファンタジー短編集。
    特に、収録作品の『不思議の国の金魚姫』はタイムトラベル+切ない恋物語で、大のお気に入り。
    ずっと読みたくて、ブックオフで10年ぶりに発見した時には、狂喜乱舞して購入しました。
    絶版なのが惜しまれます。

  • 短編集。収録されている中では「藍色の家」というのが気に入っている。
    ドイツ(多分)の美しい村で自分の時を止めたフローラと暮らす事になった家出少年フランツの物語。フローラの時が動き出す時世界が変わる、
    といったところか。
    大人になってから萩岩睦美先生の素晴らしさを再認識。

  • 萩岩睦美先生の中でも一番好きな本です。
    やっぱり表題作がすっごくいい。なんともいえない読後感です。

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著者プロフィール

1962年福岡県生まれ。漫画家、イラストレーター。
1978年りぼん4月大増刊号で漫画家デビュー。
「りぼん」「コーラス」「YOU」「office YOU」と、少女・女性漫画雑誌で活躍。
代表作「銀曜日のおとぎばなし」「小麦畑の三等星」「がんこちゃん」「天然家族」など多数。
絵本「くりちゃんのふしぎながっき」や北九州市のゆるキャラ「モモマルくん」のデザインなど活動は多岐にわたる。


「2019年 『萩岩睦美 かわいいぬりえ&ポストカードブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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