王様の仕立て屋 29 〜サルト・フィニート〜 (ジャンプコミックス デラックス)
- 集英社 (2010年12月29日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088598697
感想・レビュー・書評
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29巻からは欧州の紳士服界に騒乱をもたらす腕時計編が始まっている。
スイスの独立時計職人の嫁取りに端を発したジラソーレ社の腕時計を含めたトータルコーディネイトプランに各社が素早く反応、それぞれが温めていた企画を即座に立ち上げていく流れは、新雪に塗れた坂から転がり落ちる雪玉のように、徐々に事態を大きくしていっている。
構成の巧みさがいかんなく発揮された、非常に楽しい一冊となっていた。イギリス編でのサヴィル・ロウの一件は、やや肩透かしの形で終結していたが、今回はどうなるのか注目したいところだ。
この巻の評価は星五つとしている。物語が膨らんでいく展開はさすがの一言であるし、紳士服に比べると腕時計はモノクロでもよく映える。絵という面でも魅力的な一冊だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読ー。
時計編。 -
2011/04/11:コミックレンタルにて読了。
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機械式時計が欲しくなる。
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客の人生を変えるお仕立て29冊目。
今回は時計。
現実的にはやりたくてもできないことを、漫画ならではのシチュエーションを使ってやってしまおうという、面白い試み。
面白そうだけど、なぜできないかというのが、実感を持って伝わるというのがなんといっても面白い。
時計に7千ユーロは、そもそも出せないしなあ。 -
腕時計編。
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時計と服の調和いいな。