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- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088600185
感想・レビュー・書評
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昔は「繊細さ」というものはこうやって描けるものだった。暴力や狂気に走らずとも。
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秋が深まると内田善美の繊細で優麗な画を見たくなる。美しいものは恐ろしいのだと、彼女の作品を読むたびに震える。
『万聖節に黄金の雨がふる』を再読。
闇の国。そこは夜の音に満ちた場所。遠い昔に葬られた秋たちがいまだに潜んでいる地帯。行ったが最後、だれも帰ることはできない。魔王も魔女も妖精も死神も死者もすべてがあの国にいる。万聖節前夜にだけ彼らは黄金の館にやってくる。大切な女の子は光の国が似合うから、淋しいって理由でさらったりしない。ただ一人の幸いを思って流す涙の雨はこんなにもあたたかい。どこにいてもみつけてあげて。 -
ゲイルズバーグ・ストーリーズ4本
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初期のノスタルジック満載の短編集。
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