- Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088708645
作品紹介・あらすじ
相談課にやってきた“最弱のヒーロー"。後日、彼が急激に強くなったことを知り、不審に思った酉里と海鵬は彼と会うことに。正義の力を望むヒーローに仕掛けられた罠──その裏で暗躍する人物の正体とは…!?
感想・レビュー・書評
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何っつーのか、深い
今まで「あった」けど、「なかった」事にされていたような裏側にスポットライトを当てた、そんな正統派内容の少年漫画
毎回、幼い子供や大きな子供、お母様方を喜ばせるヒーロー、ヒロインも確固とした人間で、何の悩みも持たずに悠々と非日常を漫然と過ごしている訳じゃなく、「いつも通り」に道義的に見ての悪党を倒しているように見えても、心の中では葛藤に苛まれ、自分の選択が本当に正しかったのか、それに迷う
誰かの為、世界の為、何より、自分の為に曲げられない正義感に苦しみつつも、体を張っている正義サイドのキャラを、そんな軽く読めない真摯な内容に合っている硬めの線の画で構築されている、この漫画はイイ漫画だ
どんなに強い力を持っていても、それに振り回されない、本当の意味で強さを過酷な状況の中で育てなければならない、例え、万民から応援を受けられるヒーロー・ヒロインでない一般人であったとしても、そんな事を思い知らされた
ある意味、「正し過ぎて」読むのに疲れそう、とも感じたが、自分の行き先を見失いかけている時に読めば、「大丈夫、キミはブレてない。孤独にさせない」と背中をブッ叩いてくれる
なので、私がこのγ―ガンマー(2)で推す話は、第7話『別の世界から来たヒーロー マイティ・ブロウ』
理屈抜きでカッチョイー男ってのは、彼の事か詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何だろう、このワクワク感は。ヒーローの世界が実は繋がっていて、各地で激戦が繰り広げられている、っていう小さい頃の妄想が絵になって読めるなんて、嬉し過ぎる!!
北鹿姉妹のレズっぽさもイイね。8話の扉絵はかなりドキドキしました。 -
あんまりパッとしなかったかな…。読み進めて行くうちに、北鹿姉妹がレズに見えてくる…。最後の師匠を殺しちゃうところは、やっぱりサカキ?はやなやつだったんだなと改めて思い知らされた感じ。怪獣以外にも敵はいることをはやくみんなが気づいて欲しい…。