- Amazon.co.jp ・マンガ (110ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088765822
感想・レビュー・書評
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公園デビューを果たしたかぁたん。主人公も、カッパを飼っている人同士の交流を重ねていきます。
カッパによって、それぞれ個性があり、性格も違うため、いつもドタバタ。
なんと、カッパが「はじめてのおつかい」をしてしまうなんて。
もはや子供と一緒ですね。
タクシーも、カッパ一匹でも普通に乗れてしまうという、すごい世の中です。
カッパは、その知性の高さと野性の勘を買われて、昔から兵士、忍者、斥候として活躍してきたそうです。
カッパ忍者って、楽しすぎますね。
なんと、あさま山荘に突入した警官たちは、実はカッパだったとか。
そこまで実歴史に踏み込んでしまって、いいのでしょうか?
主人公の実家には、もう父親は他界したものの、年老いた母親と、元野良ガッパのカータンが一緒に住んでいます。
カータン危篤の知らせを受けて、急ぎ帰省する彼。
カータンも、仙人のような風貌になっていました。
カッパの寿命はどのくらいなんでしょう。
カータンほど長生きをするカッパはまれだとのことですが、20年近く生きているようです。
故郷の母親が孤独でないのがいいですね。
老いたカータンの見送りの姿を見て、「正月には帰省しよう」と泣く主人公にはほろりと来ましたが、(ん?母親じゃなくてカッパのため?)と少し引っ掛かりました。
カッパコンテストの様子も紹介されました。
厳密な出場資格があるようです。
甲羅にひびが入っているのがダメなのはまだ理解できますが、髪の毛がカールしているとダメとか、基準がよくわかりません。
歯が生えた話も、赤ちゃんの成長話とほとんど変わらず、もう違和感をまったく抱かずに読み進みました。
カッパヌードルなんてものまで出てきました。
作者の頭の中は、カッパだらけなんでしょうね。
夏にはやっぱり、夏バテするカッパも登場しました。
かぁたんはじめ、作中に登場するカッパは全部で6匹。
もうすっかり全てのカッパが個体認識できるようになったし、今では自分でもカッパを育ててみたくてたまりません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カッパと共存する世界があまりにもリアルに描かれていて、むしろカッパがいる方が当たり前なんじゃないか?と一瞬思い込みそうになってしまう。注目して書かれるポイントが細かいところが好み。
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石川優吾
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CS放送を見て一発KOを食らったこの作品の単行本第2巻。
みんなで海水浴に行ったりかっくんが活躍します。 -
仔河童のかあたんの成長を見守る漫画です。
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全日本カッパコンテストやかぁたんの飼い主である「私」の故郷でカータンと出会う話が好きです。
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田舎のカータンの話は涙腺があっ!
そしてかぁたんは相変わらず可愛いのですよ。