背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 4 (ジャンプコミックス)
- 集英社 (2016年4月4日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088806556
作品紹介・あらすじ
全国大会の前哨戦となる市内のダンススポーツ大会、そのラテン部門の決勝がスタートした。ここまで温存してきた“秘策"を投入し、観客の注目を集める八巻ペア! 部長・土井垣ペアに勝利することができるか…!?
感想・レビュー・書評
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あっという間にラテン部門決勝戦。
八巻・椿組の「秘密兵器」…蹴り。
非常にジャンプ的だしルール的には良いらしいが、「もはやサンバでもねェ」「点数なんてつきっこない」と散々。
この方向で行く、と八巻は言っているけどいいのだろうか。
土井垣のアゴがどんどん巨大になっていく。
スタンダード部門、「普通に踊れている」土屋組にちょっと感動。何よりも楽しそうに踊っている様子がいい感じ。
対する同学年・宮大工組との対比が軸に描かれるのかな。そうすると御木組は…?
金龍院さんは思った以上に小さい。小さすぎる。ペアの神宮寺さんの反りが凄すぎる。
しかし本当に、ひとつの大会を通しての成長が丁寧に描かれているなと思う。
気になると言えば内面的・人間的な部分の描写が深い一方で、競技性やアスリートとしての思考みたいな面は浅い。
楽しさ・勢い・目立つ事。これらが強調され過ぎて「競技ダンス」というものの緊張感や奥深さを描けているのかというと少々疑問にも感じてきた。
1刷
2021.9.26詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コミック
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八巻ペアのやり方はいかにもジャンプ漫画っぽいけれど、だとしたら、この先の「鎬の削り方」をどう描いていくかがキモになりそう。
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ジャンプらしく「格闘バトル」を織り交ぜてきた、ダンスマンガ。
眩しい青春と対比を生む玄人おじさんの悲哀が、涙を……。
しかしおまけマンガも笑った。