- Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088808574
作品紹介・あらすじ
時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン──。
この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家家長子・アルバート。孤児院から引き取ったある兄弟との出会いによって、世界を浄化するための壮大な計画が動き出す。名探偵シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の語られざる物語の幕が開く──!!
感想・レビュー・書評
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アニメを先に観たので、やっと原作が読めた!!
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ。
ダークヒーローだけど、カッコいい。
絵も綺麗で読みやすかったです。
おまけマンガも面白かったです。
もう一度アニメを観たくなりました!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
頭脳明晰、眉目秀麗の孤児の主人公が、モリアーティ家の火災に乗じて、背乗りするストーリーへの導入が凄く良くできていた。ブラックモリアーティの誕生。ホームズの敵役を主人公にするなんて斬新。そして、ホームズさえ術中に入れるホワイトモリアーティ。どれだけ、読み込んだらこんな作品になるんだろうと。
最後の事件編では、原作のラストまで踏襲してお見事です。 -
近年稀にみる良作。
スタート時から楽しみしていた作品。あえてSQでは読まずにコミック待ちにしていました。
絵良し、キャラ良し、話良し、の三拍子揃ったお話。
ストライクな時代ともありテンションがあがりました。
ただ、ノブリスオブリージュの意味がわからない知識量の方には難しいのかも知れない(←その辺専攻だった奴)
まあ、デスノがWJでOKだったからたぶん問題なし。
大人向けダークヒーローものですね。
しっかし、実に好みの話でした。ヨナ以来の当たり作品。 -
社会をひっくり返すコンサルタント。
プロフェッサーだぜ。
イギリスの貴族・階級社会が背景。なるほど、憂国だ。
ダメなところも愛しているホームズファンなので、ちょっと胃が痛い。
続きを読むべきか、読まざるべきか。
ストーリーは文句なく面白い。
ちょっと怖いけど -
職場の同僚が貸してくれたので久々に流行りものの漫画を読む。タイトルからどんな内容かの想像がまったくついていなかったのだけど、そっか、モリアーティって、あのホームズの宿敵モリアーティ教授のことだったのか!
階級などによる差別がはびこる19世紀の英国、モリアーティ伯爵家の長男アルバートは、下劣で愚かな貴族たちにうんざりしていた。そんなとき孤児院で博識な天才少年ウィリアムとその弟ルイスを見出し、モリアーティ家に養子に迎え入れる。高慢な貴族である両親と実の弟にすら憎悪を抱いていたアルバートは、孤児ウィリアム兄弟と共にある計画を実行し…。
英国の未来を憂えるモリアーティ三兄弟、今のところは庶民を苦しめる悪い貴族を退治する必殺仕事人の趣き。悪を懲らしめるために殺人を平然と行うので、たとえば今後ホームズが登場するとしたら、彼から見てモリアーティは「悪」ということになるのだろう。でもモリアーティにはモリアーティの正義がある。
どちらが本当に正しいかはさておき、自分の正義のために平然と家族を殺すアルバートの人間性は、公正とはいえちょっとサイコパス味を感じる… -
ホームズのライバル、モリアーティ目線のお話面白い!モラン大佐も出てきた!
お墓が1880.10.10-1879.05.21となっているのが気になる。
ロンドンでも生年-没年の順は変わらないと思うし、その差だと1歳で亡くなったことになってるけど。。。 -
う…うん。
僕の推理では女の子が読者の漫画だ。男で読んでる奴はいない。 -
舞台化したりしてて絵もきれいだったので読んでみました。
一応3巻まで借りてきたのですが挫折しそう。
試し読みで読んだときも合わないかなって思ったんですが予感的中。
ダークヒーローもの私は好きじゃないようです。
イケメンがたくさん出てくるけど外国人の名前覚えられないのと顔のかき分けで誰が誰だかたまにわからなくなります。
読後感がひたすら悪い。
少しくらいはギャグやほんわかがないと息が詰まってダメですね。
イケメンたくさん出てきて戦う(頭脳や拳とか武器や殺しもする)のが好きな人にはいいのでは。
メガネの弟が一番好みでした。
続き読むかどうか... -
シャーロック・ホームズの敵役を見事にヒーローとして甦らせた作品。横糸としての事件と縦糸としての階級社会への批判が噛み合い、良質な作品空間が作られています。