- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088813271
感想・レビュー・書評
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【あらすじ】
再び炎をその全身に纏ったアグニは、全てを焼き、殺し、ユダの元へ!! “悪役”と化したアグニを前に、サンの妄信と憤怒が炸裂する!! 凍てついた世界を終わらせるのは、復讐の業火か、赦しの灯火か…!? 戦慄のダーク・ファンタジー、完結!!
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うーん、正直物語の内容が全然頭に入ってきませんでした。登場人物の描き分けがあまりできていないにも関わらず、死んだ人と瓜二つの人が出てきたり、途中で記憶を失って別人格になったりで、途中誰が誰だかわからなくなってしまうことが多かったからかも。結局主人公が何を目指して、何を達成したのかも謎。難解な話でした。
藤本先生の作品はいくつか読みましたが、当作品は特に理解が追いつきませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
太陽と月って決して同じ時の中には居ないから、最後もまた一緒にはいられなかったんだろうけど。ら
最初アダムとイブみたいな創造の話かと思ったけど違うのかな。
1巻冒頭からの人肉食べるカニバリズム、男と女というジェンダー論、人は自分が信じたいものを信じるカルト、色々な映画のオマージュ
全巻8巻で、一気読みできるしどうなるか分からない展開なので飽きがこなくて面白かった -
作品の魅力を文字で表現するには限界があるが、世界観やキャラクターなどが独特で、印象深い作品。
・(評者個人の物差しでみた)完全な正義や悪を体現しているキャラがいない。ほとんどのキャラが人を殺しており、序盤では純真無垢な存在だったサンが終盤では盲信者として描かれていたりとストーリー内でのキャラの変化も著しい。
・トガタが「なぜアグニは生きなければいけない?」という自問自答にどう回答を出したのか。作品では語られず、推測するにもわかるようでわからない
・周りの状況に合わせ、役割を(時に無意識のうちに)演じ、演じているうちに、本当にそういう自分になっていく。中動態の概念にも通じるように思う -
読了!
復讐ものと見せかけて全然違うテーマでしたね。
生きる為に役割を演じて、演じさせられて、期待して、期待に応えて、現実を見つめれば苦しいけど、あまりにも目を逸らし続ければ自分が何なのか分からなくなって、同じものに救われて、苦しめられて…。
ひとつのテーマや人物像をここまで複雑に多角的に描写できるクレバーさ。
ものごとの複雑さは"現代社会"っぽさがあってリアリティを感じます。
でもとにかく理屈抜きに面白くて絵もめちゃくちゃうまくて最高✨
藤本先生のファンになりました。 -
映画を観たような気分にさえなる読後感に包まれます。
面白かったが自分には少々難しかった。
最初は復讐をテーマにしてるのかと思いきや、後半で宗教や思い込みの力の強さを伝えたかったのかなって感じでした。
毎巻予想を超えた展開を見せてくれてとても楽しい作品でした。 -
著者の頭の中が見てみたい…
どんな人生を歩めば、この話を思いつけるのだろうか。 -
完結。1巻から通しての感想としては、予想の出来ない展開と深い思想にドキドキした前半に比べて後半はちょっと…な感じだったかな。時折挟んでくる真面目なシーンでの笑えるツボも減っちゃうし。行動範囲が徒歩圏内だったのに最後は地球とか宇宙規模のスケールになってびっくり