血界戦線 Back 2 Back 6 ―Be quiet & Follow me.― (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 636
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088817705

作品紹介・あらすじ

紐育(ニューヨーク)崩壊後、構築された都市(ヘルサレムズ・ロット)。異界と現世の交わるこの魔都に、世界の均衡を保つ為に暗躍する秘密結社ライブラが存在した!!

感想・レビュー・書評

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  • 今回のような少しアダルトな風味と、バカバカしさが同居するバランス感がやっぱいいよね、と再認識。基本的にパトリックの話だが、そこに多くを語ることはなくとも添えられるニーカの様々な表情にグッとくる。アニメ続編があっても、この話に石塚さんは声を当てられないんだなぁと、少ししんみりした。

    しかし最近、バトルが大ゴマ1~2発ぐらいで省略されること多い気がする。いいんだけどそっちも見たい。

  • "「問題はその前「調整」の方だ
    六万五千五百三十六個のゼンマイ式呪文詠唱機
    こんな狂人の仕事に付き合わなきゃならねえのがウンザリするぜ」"

    ソニックの話、サイレント漫画になってて面白かった。速度のある話だからこそ余計に合ってた、変則的にこんな話入れられるのすごいなぁ。
    血界戦線は大ゴマが似合うなぁ……。今まで当たり前のように物語の側にいた人達にスポットが当たるの好き。

  • ソニックスピードディザスター 音速猿のソニックはアイテム(これはなんだろう?魔獣の核?)を持って敵から逃げるが、その最中に別の音速猿たちにも絡まれて…
    全くセリフなしの作品。あ、猿なりに技名は叫んでるか(笑)
    ビークワイエットアンドフォローミー 技術屋パトリックは昔の恋人と再会するが、ヘルサレムズロットの大災害で子どもを失った彼女は、街を消そうとしていた。パトリックとニーナの出会いも描かれる。

  • こんな街は消えればいい。3人の技術屋の数奇な運命が――HLの存亡を左右する!!
    (2019年)
    --- 目次 ---
    <Be quiet & Follow me.>
    ソニック スピード ディザスター
    Be quiet & Follow me.(前編)
    Be quiet & Follow me.(後編)

  • 本作のマスコット的キャラ、音速猿のソニックを主人公とした小編「ソニック スピード ティザスター」と、ライブラの“武器庫”パトリックの普段見せないかっこよさと技術屋たちの矜持が光る「Be quiet & follow me.」前後編が収録された第6巻。種族の違いはあれど奇しくも両編ともハードボイルドな作品でまとまっている。「ソニック…」は全編台詞無しの作品。ヒューマノイドではないお猿が主役の話だけに台詞に頼らず、あえて画の表現だけで押し通して勝負している辺りに著者の拘りと自信が垣間見える気がする。

    「Be quiet…」はパトリックやその相棒であるニーカの過去も少し描かれている。二人の関係は親子のようであり、ニーカにとってのパトリックは恩人以外の感情を抱く人のようでもあり。でも最も相応しいのは対等な「相棒」なのでしょう。別れたとはいえ一度愛した女を救い、一矢報いて仕事も完璧にこなすパトリックが非常にかっこいい!(普段がさつでおおらかでいい加減な印象があるだけに・笑)

  • 仲間のことに関するエピソードのアツさが、しっかりと少年漫画していてよい。

  • ヤバっ最初からクライマックスwセリフ一切なしとかオシャレか。

  • ニーカが喋った!

  • ソニックスピードディザスター!! 無音だよ。前にもなかったっけ??

  • いつも通りの、安全皆無、崩壊一歩手前のエルサレムズロットですね
    しっちゃかめっちゃかの世界での大騒ぎに、しっとりした話と熱い部分が混ざっていて、いい意味でのB級映画感満載です
    どうとでも出来る舞台と設定ですが、それをこういう風に面白いごった煮に昇華できるのは凄いでなぁと再認識しましたよ。

    後、大僧正の儀式ための信者憑依&生贄、笑えるくらいにくっそ迷惑。

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著者プロフィール

内藤 泰弘(ないとう やすひろ、ローマ字表記:Yasuhiro Nightow、1967年4月8日 - )は、日本の漫画家。神奈川県横浜市出身。法政大学社会学部卒業。トイトライブ主催の一人。代表作に『トライガン』など。
幼いころより漫画に触れ、絵を描いていた。学生時代は同人活動も行っていた。大学卒業後、住宅会社で営業を3年あまり経験した後、専業作家となる。1994年3月、集英社『スーパージャンプ』に掲載された「CALL XXXX」でデビュー。徳間書店『ファミリーコンピュータMagazine』でゲーム『サムライスピリッツ』の漫画化作品を連載。1995年から『トライガン』を徳間書店『少年キャプテン』で連載開始。同作品は1997年1月の『キャプテン』の廃刊によって中断したものの、同年10月に掲載誌を少年画報社『ヤングキングアワーズ』に移し、『トライガン・マキシマム』として連載を再開。2007年に10年に及ぶ連載を終結した。2009年には『トライガン・マキシマム』で星雲賞を受賞。

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