約束のネバーランド 18 (ジャンプコミックス)

  • 集英社
4.06
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本棚登録 : 2148
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088822235

作品紹介・あらすじ

エマとレイは王家の城内でノーマンとの再会を果たす。和平と絶滅、達成を目前にした双方は進むべき道をかけ対峙する。行き着く先は決別か、それとも…!? 永遠の子供達よ、絶望に立ち向かえ! 衝撃の脱獄ファンタジー!!

感想・レビュー・書評

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  • 女王が過剰摂取で自滅した。ここには飽食の害悪について深く考えさせられる要素が含まれている。これは、飽食によって生まれる脆弱さと、欲望に取り込まれていく過程を象徴する。女王の自滅は、食べ物に対する執着心と、それに翻弄されることの危険性を浮き彫りにする。女王は美食家であり、高級な食事を楽しむことが彼女の生きる意義であった。しかし、その欲望が彼女を自滅に導いた。

    この作品は、孤児たちが養育施設で育ち、平和な日常を過ごしているかのように見えるが、実は恐ろしい秘密が隠されている世界を描いている。孤児達は施設の真実を知り、支配から脱しようとする。女王は、この世界の支配者であり、食糧の供給を管理していた。女王は、贅沢な食事を楽しむ一方で、食料供給に関しては冷酷な手段を用いていた。食料供給の危機に直面しているのに自らは飽食を止めなかった。

    物語は飽食の害悪について深いメッセージを伝える。贅沢な食事や物質的な欲望が過剰になることは、人々を破滅に導く危険がある。食糧供給における不平等や冷酷な支配もテーマとして掘り下げられ、読者に社会的な問題についても考えさせる。『約束のネバーランド』は、緊張感あるストーリーと深いテーマを組み合わせた作品であり、飽食の害悪についての警鐘を鳴らす一場面として、読者に強烈な印象を与える。

  • 最初の頃と違う驚きが新鮮、目が離せない作品

  • めっちゃホラー

    流石にラスボスは一筋縄でいかないか。この制約はたしかに面白い。

    ノーマンの想い、真のラスボス、鬼の食事の代償。面白い

  • ソンジュかっこよすぎませんか…
    惚れました…()
    ノーマン…助かりますように…

  • 死んだはずの女王が再生し、シスター・クローネや今まで食べた人間達の顔が出てきた瞬間ゾワっとした。
    次は遂にラートリー家との戦いかな。

  • お、お、お、おもしれ~~~~~~
    生きてくれノーマン~~~~!!!!
    そしてエマの主人公たる所以を見せつけられました。毎回見せつけられてます。大好き。

  • ノーマンの計画通り、貴族たちは皆殲滅された-。
    愕然とするエマとレイ。

    ここまできてエマの説得にもノーマンは考えを変えない…と思ったら割とあっさり説得されてしまったので、ちょっと拍子抜け。
    女王たちまでやっつけて初めて気持ちに隙間が生まれたのかもしれないけれど、こんなに簡単に翻意するんだったらもっとどうにかならなかったのか。
    とりあえず、貴族はノーマン関係なくやっつけておきたかったのか、うーん?

    そして、その後の展開。
    ソンジュの謎についてなどは予想していなかったものの、前巻で一旦決着したものをもう一度方法を変えてやり直したような流れに思えてしまい、ちょっと先延ばし感。

    面白いは面白いんだけれど、ちょっといつものドキドキ、ワクワク、ハラハラが物足りない巻ではありました。

  • 〝一人じゃない だから人間は強いんだ〟
    エマとレイの言葉でノーマンが戻ってきてくれてよかった…
    臆病で弱い本当の自分。けどそれを隠して戦えるほど賢くて強いノーマンは本当は誰かに助けて欲しかったんだなぁ。やはり家族できょうだいで親友の3人の絆は深い。
    そしてソンジュのルーツも分かって驚き。
    子どもたちを取り戻すため再びGFへ。
    最終決戦楽しみです。

  • 覚悟は時に悲鳴に等しい

    ノーマンの選択があればこそ打開の現況がある様に思える。けれど、エマ達ならば別の道を探して希望を見失わずに進めたという事なのかも。

    一人で閉じ籠って抱えてしまうことのすべては、受け入れる・受け入れない関係のないこと。それよりもノーマンと一緒にいたい、隣で。ということの方がずっと大切なんだなと伝わって。すぐに無理。と人との間に壁を置いてしまう自分を思った。

    出水ぽすか先生の見開きの絵がよかった。
    キャラクター頼りの絵ではなくて、この世界の彼らの絵だと思えた。

    ソンジュと女王の対決がジャンプとして新鮮な画だと思った。二人とも人相が固定化されるパーツを持たず、思想の対立をより普遍性のあるものに感じることが出来た。

    種族と一つの世界の頂点に立つ筈の女王が一番世界そのもののこうした方が良いというレッテルや見えないルールに縛られて、まるで奴隷の様だと思った。
    個人がない。他人の願いの総意で生きている。

    気が付くのは、私自身の願いは何か。
    それこそが私という存在だという事。

  • 35:51.13

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著者プロフィール

イラストレーター兼漫画家。週刊少年ジャンプ「約束のネバーランド」作画担当、他児童誌等で執筆。個人イラスト集「PONE」「POSTCARD PLANET」発売中。

「2023年 『アルマーク3 闇の遺跡編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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