アクタージュ act-age 11 (ジャンプコミックス)

  • 集英社
4.46
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本棚登録 : 742
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088822846

作品紹介・あらすじ

サイド甲の舞台「羅刹女」は、王賀美の助演としての機転により、夜凪が演じる怒りに荒れ狂う羅刹女を、観客の共感対象に仕立てることに成功し、第一幕を終える。しかし、夜凪の怒りは収まることなく、激しい憎悪に飲まれそうになりながらもギリギリのところで踏み止まる。限界がいつ訪れてもおかしくない中、舞台は第二幕の開演へ――。

感想・レビュー・書評

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  • 私と山野上花子、そして夜凪恵は過去に悲しみを抱えている点で似ているところがある。 この、羅刹女の話で救われた感がある。すごい、漫画だ。 次巻も楽しみ。

  • こんなに深くて泣かせる友情努力勝利があるなんて…漫画の線でしか出せない「圧」ももちろん好きだけど脳裏に浮かぶ映像だけでは物足りないからアニメ化希望。

  • まさに「独壇場」といったところだろう。
    伝家の宝刀メソッド演技で怒りと冷静のギリギリのところで芝居をする夜凪チャン。
    怒り→圧倒→暴走→仲間のフォロー→役への気づき→人間的成長
    ここまでの成長過程で一番時間をかけて描かれていてよかった。

    山場だったし、キャラクターも渋滞気味だったけどちゃんとすくわれたみたい。

  • なんかやっぱ、あの不倫っぽい下りは嘘だと思ってたんだけど、なんだろうな。あんな偶然普通無いし、ちょっと失速な感じがするね。

  • 舞台「羅刹女」のサイド甲初日は終幕が近づきます。夜凪ちゃんの内面と演技は元々境目が曖昧ですが、舞台を成功に導かないといけないので成り立たせるのが難しいですね。そして助演の浅野市子さん、白石宋さん、烏山武光くん、そして王賀美陸さん、みんなカッコいいです。助演は言葉通り主演を助ける人たちなんですね。

  • 芝居の枠を越えて景自身の心の葛藤と気付きからの成長が描かれているのがすごい。
    今回も引き込まれた。

  • うん。この持って行きかたしかない。さすがだ。

  • ますます波乱の『羅刹女』甲チームクライマックス。暴走とも言える夜凪の猛威が、他の役者たちを奮い立たせ、彼らの芝居がまた夜凪を導く。それぞれの役者陣の背景が描き出されるのがまた興味深いです。この後描かれるであろう乙チームが、どんな舞台を築くのか…気になって仕方がない!(/≧ω\)

  • 赦す、許す、ああ人間の怒りの思いは「業」なのか? 「羅刹女」この舞台にあるのは、業火なのか豪火なのか、花子の「剛」の演出が、夜凪を怒りの炎から憎悪の焔へとその身を焦がさせる。
    芭蕉扇を狂気の刃に変える夜凪に、自分を重ね、怒りが呪いとなる自分のその先を見ようとする花子。

    狂喜の炎に取り込まれる夜凪を、王賀美は、自分は天才が故の孤独を身の程知らずの凡人に救われてたと!故に舞台を捨て、たがが外れた夜凪の芝居を守る。
    夜凪は、役者であることを、孤独ではなく、怒りも悲しみも過去であると気づく。
    ラスト夜凪の眼に、再び宿る光は?芭蕉扇が振るわれる、花子に見せるその先に描かれる世界は?

    凄い作品だよなあ、観ていてゾクゾクする。千世ちゃん、いいなあ、「完璧なあなたに勝たなきゃ意味がない❗」好敵手ってこうでなきゃ!あ、阿良也のストーカー化か?(笑)

    #アクタージュ
    #アクタージュ頑張れ
    #アクタージュ9
    #漫画倶楽部
    #漫画好きな人と繋がりたい
    #漫画アカウント
    #漫画好き

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著者プロフィール

宇佐崎しろ(うさざき しろ)
1997年生まれの漫画家。Twitterを中心に活動するなか、マツキタツヤと相互フォローの関係に。マツキが『週刊少年ジャンプ』の原作志望者を対象にした新人漫画賞「ストキンPro」準キングを受賞した際、受賞作「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」作画者に宇佐崎を指名したことから、漫画家の道が開けた。同読切でデビュー。そして2018年からマツキと組んで連載開始した『アクタージュ act-age』で大きな評価を得る。同作は「次にくるマンガ大賞2018」コミックス部門5位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」3位を獲得しており、今後の更なる飛躍が確実視される。趣味・特技は万年筆集め。

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