作品紹介・あらすじ
友人、家族、恋人…きっと誰しも大切な人がいることでしょう。それ故に、時として失わぬよう必死に戦うのでございます。桜牙ハムの工場内で、結石を巡って陽たちと対峙する夏羽と隠神は、連携して攻勢をかけるのですが、思わぬ者によって、隠神が人質に取られてしまうのでございます。さて、窮地の夏羽は果たして…。
感想・レビュー・書評
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陽・炉薔薇チーム対夏羽・隠神チーム。炉薔薇によるデコレーションで陽が色々モードチェンジするのは面白かった。夏羽とそれをサポートする隠神さんの息のあったコンビネーションも見所。
なので結末はちょっと意外だった。ここまでがだいぶ酷かったので同情の余地ない感じなんだけど、陽を失って戦意喪失した炉薔薇を少し哀れに感じる。
結果としてはなかなか貴重な情報も教えてくれたし、炉薔薇にはいつか無事に仲間として再登場してほしいなぁ。
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約束のネバーランドのメインコンテンツである人肉問題をさらっと流すとはすげえ…
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"「なんで はじめから首を折らないの?
たぶん…島根の狐だったらそうしてる
隠神さんさえいなくなれば…あなたは俺よりきっと…強いはず
なのにおかしい…不自然だと思う……
………もしかして 本当のあなたは"殺したくない人"なの?」"[p.73]
敵側とはいえ主なキャラで死んじゃう子が出るとは思わなくてちょっと泣いた。ほけがみの時のようなみんなでハッピーエンドを夢みてた部分は正直ある。
野火丸の「一緒に地獄に堕ちてくれそうな人が好き」を踏まえて見る、自分は死んだら地獄に堕ちるとよく言っていた陽と、同じ地獄に行けないと零した炉薔薇……。
野火丸と陽は一歩引いてみると対だったのかも。野火丸が陽をひいきしたのは、自分の意に反してでも成したいことの為に行動しているのをおそらく知っていた(果ては自分を重ねていた?)からで、陽は目的を果たせず死んだけど、彼女には一緒に地獄に堕ちてくれる人がいる……。
梅太郎はへらへらしていてへらへらしすぎてて思わぬ展開も持ってきそうな怖さが若干ある。
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その人物の表側の部分だけではなくて、裏側の本当の部分が書かれてる。
「この人本当はこうなんじゃないか?どうなんだろうな?」と何となく思える感じがくすぐったくって面白い。
だからこそ、「根が優しいとわかった陽には生きてて欲しかったなぁ…」と思うけど、それはそれでこのマンガが面白いと感じる部分なのかも。
そしてあと気になるのは、野火丸の正体と右腕だな。
早く次が読みたい!
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購入。
読了。やっぱり死んじゃう人が出たか~ちょっぴり切ない。
続きが気になる終わり方。
アニメ化!おめでとうございます!!
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