ヴィジランテ 10 ―僕のヒーローアカデミアILLEGALS― (ジャンプコミックス)
- 集英社 (2020年9月4日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088823959
作品紹介・あらすじ
行方不明になっていたポップが突然、敵みたいになって現れた! ここんとこ彼女と全然、話をしてなかったけど、俺の知らない間にいったい何が…。お願いだポップ! 昔の優しいキミに戻ってくれ! 俺は歌が大好きで世話好きな少女の笑顔を取り戻したい男、ザ・クロウラー!!
感想・レビュー・書評
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寄生蜂によって操られたポップは、暴走して街を爆破していく!コーイチは彼女と対話するために近づくも、その手は届かずに落下!コーイチはポップを元に戻せるのか?!
コーイチとポップ。二人はいずれ向き合う必要があった。しかし、こんな残酷な形でとは…。裏話で書かれていたように、コーイチが本気で実力を出して止める相手はポップ以外にあり得ない。落下して傷を負うも、彼はもう止まらない。師匠からの手紙も熱かった。やはり能力を奪われたのは“あの男”が関係していたのかと。その後の腐って生きていた自分を、当たり前のように助けたコーイチ。ナックルダスターとして知り合う前に、もう最初から認めていたのは泣けてくる。善性を持って、最善を尽くして人を助けてきた親切マンの心はヒーローだったのだ。
「なにが正しくてなにが間違ってるか そんなことも分からなくなっちまってんだ 端からどう見えようと そういうのは…苦しいもんだ」
師匠に用事を任され、自分の生きる道を選べるようになったソーガもカッコいい!風貌といい覚悟といい、コーイチよりも師匠の弟子感がある。ソーガが師匠の後を継ぐように、訓練と作戦立てをしていくのもよかった。というか、見せていないだけでコーイチの個性はめちゃくちゃ成長していたんだなと。
そして、再びポップ襲来!エンデヴァーも来た!その間に割って入るコーイチたち!エンデヴァーによって殲滅される前に、ポップを捕まえなくてはいけない。そこにあのヴィランが本性を見せる。オーバークロックでヒーローたちを殺していく最悪さ。そこにポップを利用した計画の先が見えた時の絶望感。伸ばした手は届くのだろうか?!詳細をみるコメント0件をすべて表示