作品紹介・あらすじ
俺がアキを──決して拭い去れない絶望に脳が糞になったデンジは、マキマに救いを求める。だが、一時の安息は更なる悪夢の始まりに過ぎなかった…。デンジの心の禁断の“扉"が開く時、マキマの真の思惑とチェンソーの悪魔の秘密が交錯、血みどろ地獄と化す!!
感想・レビュー・書評
絞り込み
-
先が読めない、のか読みたくない方向
があって避けていただけか
想像してたけれども、その通りの
起こってほしくない急展開へ向かう。
仕組みが効いてきてる、キャラクターとして受け入れられた存在が弱る。
でも、先が読めない…
ただの天才が描いた漫画だ。
-
8巻から続く、重く苦しい展開。
色々な事が明らかになり、どんでん返し。
1巻から読み返したくなる。
デンジに感情移入しながら読んでいたので、悲しみが大きく、後半はボーッとしながら読む羽目になった。
現実に起きた事が含まれているマキマさんの台詞は、岸部の気持ちを追体験するようで、流石の仕掛け。
ハンバーガーの部分を、本誌掲載時、センターカラーに持ってきた意図はなんだろう。ここスタートでは読まないでっていう事かな。
-
本当に苦しい
9巻まで培ってきた3人の関係性、最初で最後の大切な家族が10巻にて全て無くなりました。
前巻で凸凹家族の愛おしさを感じ、やっとデンジの心の拠り所になると思っていました。
読者として心のどこかで幸せになってほしい、と願いながら読み進めていた為、本当に苦しい結果となりました。
読み終わった後何もできず放心してしました。
ここまで躊躇なくいける作者に改めて恐ろしさを感じました。
また、作中に出てきたサムライソード・レゼ・クァンシンの姿に改めてマキマに怯えました。
-
種明かし。
10巻かけて計画的に心を壊された。デンジと読者が。
誕生日ケーキは……無いて……
表紙、怖いからこっち見ないで指差さないでほしいけど、怖がるとより強くなってしまうから耐えたい。
-
今まで読んだ巻で、もっともエグイ展開と思った。
パワーちゃん…涙
コベニまたまた登場。この人意外に悪運強いかも。
-
-
まともな神経では読めないチェンソーマン。これを週刊少年ジャンプで連載していたとは未だに信じられない!どこまでもシュールで、芸術的ですらある。こんなにも先が読めない漫画は初めて。マキマさんが本気で爆笑しているシーンにはぞくり。コベニちゃんのポンコツ感がもはや癒しでしかない。さりげなく62コンボ。オーダー入りました!ファミリー!あぁ頭がおかしくなるw
-
表紙のマキマさんが美しい。
もうなんか色々滅茶苦茶で、でもアクションシーンの画力と躍動感は素晴らしくて、どこまでギャグでどこまで本気かわからないシュール展開盛り盛りで、目が回る。
まだこっちは前巻や本巻序盤のショックから立ち直ってないんだよ。
なんかパワーが愛しかったよ。
公安対魔特異5課、マキマさんちょっと品がないよ。
オールスターなのに燃えないよ。
中盤以降はコベニだけが癒しだった。
-
ジャンプだと真っ黒でさっぱりだったチェンソーマンの戦闘描写。滅茶苦茶格好いいです。
-
ストーリーは絶望的で精神的に辛くなりましたが、
それを軽々と上回るくらいアクションシーンがカッコよくて爽快で最高です。次巻がとても楽しみです!
著者プロフィール
1992年秋田県出身。秋田県立仁賀保高等学校情報メディア科CGデザインコース卒、東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業。2016年から18年にかけ「少年ジャンプ+」で『ファイアパンチ』を連載。その後、「週刊少年ジャンプ」で『チェンソーマン』の連載を開始し、20年に第66回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞。翌年には、同作品でハーベイ賞BestManga部門を受賞した。22年にアニメ化された。
藤本タツキの作品