鴨乃橋ロンの禁断推理 2 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 468
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088826509

作品紹介・あらすじ

殺害した被害者の手を切断し持ち去る連続殺人犯“ハンドコレクター"。愛知県で起きた事件が都内でも発生。愛知県警と警視庁との合同捜査に、都々丸は抜擢される。異常殺人犯の謎を解くのは愛知県警・慧眼のカワセミか、ロンが導く都々丸か…!? 訳あり探偵とピュアな迷刑事の異色コンビが事件に挑む、探偵活劇第2巻!!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ、第二弾。
    かつて探偵養成学校BLUEで、創設以来の天才と呼ばれた男・鴨乃橋 ロン。
    しかし、自覚な無しに容疑者を死に追い込むことが分かり、BLUEを追放される。
    そして、少しおっちょこちょいで使えない刑事と噂される警視庁捜査一課の一色 都々丸。
    2人の出会いが、様々な謎を呼び寄せる。

    ・ハンドコレクター殺人事件
    ・生放送殺人事件
    ・孤島天文台殺人事件

    なかなか推理劇が楽しめます。

  • 電子書籍で。

    絵がすき。
    推理も面白い。
    ロンがホームズとモリアーティの血を引くものっていうのも、これからますます面白くなりそう。

  • 殺した被害者の手を切断して持ち去るハンドコレクター事件の解決編に始まり、生放送中に超能力で起こした殺人の謎、そして孤島にある天文台で巻き起こる殺人を描いたロングシリーズも始動する2巻!

    孤島天文台殺人事件は探偵養成学校BLUEでクローズドサークル教官を務めるジョン・グリズリーを巻き込んでの事件に発展。ロンの過去『血の実習事件』にも触れられる。彼が持つ“犯人を自殺させてしまう力”、その怖ろしさと相棒・トトがいることで訪れた変化も感じられてドラマとしても面白い。

    生放送殺人事件も好き。とにかくみんなキャラが立ってていいよね。超能力で殺したと認めるも「だが現代の科学と法律で私を罰するのは不可能だぞ」と息巻く虎毛に、「僕が生涯本当のファンであり続けるのは“真実”だけ」と論理で対抗するロンがカッコいい。オチもトトの存在を問い直すような形で熱かった。

    敏腕ピンセット刑事のカワセミ、ドジすぎる脳神経外科医・卯咲もふなど、インパクトも強いしストーリー的にも鍵になりそうなキャラがどんどん登場するのは楽しいね。孤島の事件はシリアスかつ本格寄りの話づくりになっていて、どう決着するのか気になる!

  • もふ先生が可愛い。
    殺人犯が先生も陥れての殺人であまりに卑劣。

    天文台の話は、BLUEの時の教官がいて、
    ロンが当時の再現のように犯人かのような状況に陥るのが
    面白い展開。
    グリズリー先生は好きなキャラだったので
    死んでしまうとは思わなかった。とても残念。
    その前にロンが無実であることがわかってよかったし
    ロンが奮い立つ為には必要な犠牲だったのだろうか。
    この事件が次の大きな展開への前フリなようで
    楽しみだ。

  • 最初から向き変えて確認しながら読んだ

  • 天野先生のギャグの癖は一種独特なので人を選ぶ感があるのだが、キャラクターの性格や配置が実に良くてホームズコンプレックスのようなものがある私にはとても向いている。2巻はロンが苦悩するのでとても良い。

  • 愛知県警との合同で連続殺人事件「ハンドコレクター」の捜査を任されたトト。愛知県警からは検挙率トップの慧眼のカワセミが捜査に参加した。事件の真相を明かすのはカワセミかロンか?!
    「ハンドコレクター殺人事件」は1巻の続きでまさかの展開に驚いた。カワセミと山根はカワセミが大き過ぎて山根にはハマらなかった。逆にトトとロンは凸と凹がハマる。その対比がよく描かれていた。
    「超能力殺人事件」は脳神経外科医の卯咲もふのインパクトが強く、最初は全部計算でやってるんじゃと疑ってしまった。医者として今後ロンの犯人追い詰め病を治療してるキーマンになりそうだ。
    「天文台殺人事件」では2人目のBLUEの教官ジョン・グリズリーが登場。シュピッツも日本にいるしBLUEの教官が2人も日本にいて大丈夫か?と思ったが、まさかの2人目の犠牲者になるとは思わなかった。2巻で早くもロンの過去の話が出てきたシリアス要素ありの真面目なシーンも描けるんだと新失礼にも思ってしまった。だが新しい魅力を味わえてよかった。

  •  奇行に走る典型的な名探偵を擁し、訳あって推理が禁じられている設定でそれを相棒の刑事に伝えることで謎を解く殺人事件系のミステリ。

     マンガらしいコミカルな展開と、強調するためだけの意味の無い奇行が混ざるので本格として読むと残念な部分が目に付かなくも無い。
     や。コレが最終巻で回収される大きな伏線だったならブラボーであるが。

     屍体の手を持ち去るハンドコレクター事件の解決編。
     超能力検証生放送(?)中起きた事件。
     嵐の孤島シチュの天文台の事件は解決編を次巻へ持ち越し。

     コミカルとシリアスが混ざりきらない感じが苦手。

  • さすがの天野明先生クオリティで大変満足です!

  • 言うこと無しね。
    カワセミさんの、真相が分かってピンセット落としたときのコマのモブ顔が忘れられない。。。

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