ヴィジランテ 13 ―僕のヒーローアカデミアILLEGALS― (ジャンプコミックス)
- 集英社 (2021年10月4日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088827476
作品紹介・あらすじ
インゲニウム、ベストジーニスト、エッジショット、イレイザーヘッド…名だたるトップヒーローが、俺を捕獲しようと襲いかかってきた! 戦いは苦手だけど、逃げることなら自信がある。ポップを守るため、ヒーローのみなさんごめんなさい! 今はまだ捕まるわけにはいかないんです!!
感想・レビュー・書評
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鳴羽田地区全域の通信・送電がダウン!人々を不安で分断させ、オールマイトへも連絡を取らせない“アノニマス・オペレーション”が始まった!最終決戦開幕!
通信遮断と相互連絡に自爆攻撃までできる群体型ヴィラン“アノニマス”。その司令塔はもちろんオーバークロック!顔のない集団が闇に紛れて襲い来る!しかし、オールマイトは呼べなくても、鳴羽田にはベストジーニストたちプロヒーローがいる!顔のないヴィランと、顔と行動で人々を照らすヒーローの戦いという構図が上手い。そのヒーローの弱みを突く作戦が悪意にあふれていておぞましい。
オーバークロックはポップを殺すために病院へと向かう!ここでの防衛戦もハラハラしっぱなし!奴に銃弾を当てた男・ツカウチ刑事との再会。そこに警察と連携して割り込むヴィジランテ!オーバークロックはオクロックの思考から導き出した最適解で攻める!それをソーガが師匠の思考を継承して護るという対比もすごい!だが、変幻自在のオーバークロックを捕らえることはできない。脳を破壊しなければ、いくらでも脱出されてしまうという警察には無理ゲーな戦い。きっと奴はメリケンサックを持った師匠が最後の最後で脳を叩き潰してくれると信じてる。
そこからのコーイチとのタイマンも熱い!まさかあの技がここで活きるとは!しかも“滑走”という個性がここに来てさらなる成長を遂げているのがたまらない!
「おまえの脳は誰よりも速く思考することができるが 彼の肉体は思考よりも早く動きだすのだ」
コーイチはまさに考えるよりも早く体が動くヒーローという存在そのもの。ここの魅せ方も皮肉が効いていて最高だった。だが、悪夢はまだ終わらない。時計の針はさらに加速していく!詳細をみるコメント0件をすべて表示