アヤシモン 2 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 148
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088831411

作品紹介・あらすじ

突如姿を現した二代目炎魔会会長・灯独歩──!! マルオは敵の親玉の登場に血を沸かすが、その拳は独歩の体をすり抜けウララ達は窮地に立たされる。マルオ達を復讐の駒と見做そうとするウララだが、満身創痍のマルオの姿に心動かされ、最後の切り札の懐刀を使おうとし…!?

感想・レビュー・書評

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  • 二代目炎魔会会長・灯独歩との邂逅!ラスボス級を相手にしても怯まないマルオ。しかし、彼の拳は独歩には届かず絶体絶命に。ウララは起死回生の“切り札”を抜こうとする──!

    最強であり、相性最悪の敵との遭遇!その中でマルオ、ウララ、テンそれぞれが覚悟を決めていく。強い奴が現れて負けてからが本番だというマルオのブレなさがカッコいい。さらに、父親に禍根があるマルオとウララが盃で“親子”となって、決着をつけるために力を合わせるのは熱い展開!

    炎魔会に対抗すべく、轟連合へと接触するウララたち。そこで始まる“たいまん”!コットンの加速演出が好き。アクションを描く時の空間の使い方が上手いなって思う。成長したマルオの喧嘩っぷりと、テンの本領発揮で魅せてくれる。テンの能力はサポーターとしてはめちゃくちゃ優秀では?!

    死んだ鬼王の身に何が起こったのか。ラスボス候補かなと思った独歩も憎からず思ってた素振り。鬼王の後ろにいるのが髪型違うけど独歩だよね?なぜ彼が炎魔会を継ぐことになったのか。前列右端の幹部はどこへ消えたのか。いろいろ考えたくなるけど、まさかの次巻完結という悲しみ…。

    妖怪と賀来ゆうじ先生は相性がいい組み合わせで、絵柄も雰囲気によく合っていたと感じる。テーマが任侠ものでギリギリを攻めるも週刊の読者層とは合わなかったのかな。ジャンプ+でじっくりやってたら違ったのかなあ…。

    最後にマルオの好きなセリフを引用して終わります。

    「オレはマンガが好きだ 戦うマンガの戦う主人公が好きだ そうなりたくて鍛えてきた いいヤツだから好きなんじゃない 悪い主人公だっているし強いからでもない 弱っちいのを殴ったってなんもよくねえ
     負けないからだ 誰が相手でもくじけない どんな目にあっても主人公は腐らない 倒れても必ず立ち上がる ひでえ日があればあるほどそれに勝つ自分を想像する 主人公が負けたまま終わる漫画なんてねえから オレもそうなりたい 負けたくない 勝ちたいわけじゃない 負けたくない オレの戦いは強い奴が現れてメッタメタにされるそこからだ ここからだ!」

  • テンが兄貴分や姉御のためにがんばって勝利する展開が熱くてよかった。

    本誌を読んでないので知らなかったのだけど、もう打ち切られてるんですね・・・。
    こういうのこそジャンプラでやるべきなんじゃなかろうか・・・。

  • 灯、ヤバイなぁ。どう攻略すればいいの?あと、コットンって、えらくかわいい名前の妖怪じゃないって思ったら一反木綿か(笑)なるほど。

  • 2代目炎魔会会長・灯独歩と遭遇するマルオとウララ。思わぬ強敵に喜んで挑むマルオだが妖怪との戦う場数が少なく一気に形勢不利になる。味方を見捨て逃げるか悩むウララがとった行動とは。
    少年マンガに憧れるマルオは一途な性格だしバトルシーンは大胆で爽快だ。ウララは訳ありな上に可愛らしさと強さがあって良い。天上吊しのテンも周りや本人が気づいていないだけで大化けする魅力的なキャラだ。キャラクターは良いはずなのに任侠が足を引っ張っている気がする。作者も担当も一昔前の思考の持ち主なのだろうか?今の日本で許容されるのはヤンキーまでだ。せめて少年誌でなければよかったかもしれないが、反社はやっぱりダメだろう。
    人間離れしたマルオ対妖怪の戦闘も弱気な妖怪のテン対走り屋集団妖怪ワックの戦闘も面白かった。良いところがあるだけになんか惜しいな~と感じてしまった。

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著者プロフィール

賀来 ゆうじ(かく ゆうじ)
漫画家。『ジャンプ+』にて、罪人と打ち首執行人、そして怪物達によるバトルロイヤルコミック、『地獄楽』を連載中。発売後すぐに重版し、注目を集めている。
タレントつるの剛士の従兄弟にあたる。

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