- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088834566
作品紹介・あらすじ
螢多朗に憑いた式神の後鬼によって、F公園の老婆の霊との戦いに決着がつく。しかし、呪いは残ったまま人形に捕らわれた螢多朗と詠子の魂は元には戻らず、救出する方法を探す夜宵。そこに『呪物屋』の霊群と名乗る男が現れる。魂を取り出す方法に加え、式神や夜宵の持つ『占事略決』の事を知る男の目的とは…!?
感想・レビュー・書評
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老婆霊の元になった女性は人生レベルで近しい人物の死が頻発し、『死神』に無惨に連れて行かれた人物でしたか…
近しい人物の多くが死ぬ現象そのものは珍しい話ではないけれど、その原因の『死神』が見えてしまうというのはキツイだろうなぁ…
そして螢多朗と詠子を救出する段では奇妙な人物が救けてくれたね
本作って夜宵が圧倒的に強く、他の人物が心霊退治に関わってもそれ程役に立たない印象が強いのだけど、この霊群は別だったようで。夜宵が見つけられなかった救出策をあっさりと提示してみせるなんて只者ではない。…まあ、戦闘力は無いみたいだから戦力としては期待できないけど
それでも知識を持つ点を考えれば、彼の助力が今後得られるなら申し分ない
むしろ戦力として目に止まってしまうのは詠子の豹変かな……
前々から恐怖を愛する螢多朗の為に恐怖に自ら近づいてきた詠子だけど、遂に一線を越えてしまった気がするよ…?
恐怖に向き合うどころではなく、恐怖を使い熟す側へ
詠子もヤバいけど、そんな詠子を拒絶しない螢多朗もナカナカにヤバいね……
夜宵によると一番楽なスポット『国道1号線』
楽という触れ込みなのに、あっという間に危険度が跳ね上がってるんですけど!というか、今回の夜宵達は流石に不用意な行動をしてしまったんじゃなかろうか?
容赦なく現れた『四つん這い』の悪霊。防御力そのものは大したことが無さそうだけど、増殖性と影響力はこれまでに登場した悪霊の比じゃないね。おまけに夜宵が封じられるという致命的状況
これ、水門の霊を使えたとしてもどうにか出来る状況なの……?詳細をみるコメント0件をすべて表示