- Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088905709
作品紹介・あらすじ
妻はなぜ、一線を越えたのか?
平賀さくら・24歳 専業主婦 あの日、私は金魚が欲しかった──。
岡崎杏奈・29歳 蕎麦屋手伝い あの時、電話がかかってこなければ──。
保ヶ辺朔子・27歳 夫以外に男は知らない──。
河北真冬・23歳 息子を授かったのは15の冬でした──。
感想・レビュー・書評
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金魚妻、出前妻、弁当妻、見舞妻の4編。
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短編集。
不倫によって救われた人妻たちの物語。
社会の割り切れない何かが詰まっているような感じで、読後感もすっきりとせず、しかしそれが良い。
なし崩し的に不倫していく物語で、登場する人妻は全体的に意志が弱く、傾向が固まっているのがちょっと残念なような、こういうコンセプトの作品と言えるような。
エロ系の描写は物語上必要な分だけですが、あるとやはりちゃんとショッキングな描写になるなぁと感じました。 -
なんだか弱々しい女ばかりで、同じ女としてイライラしてきますね~(笑)
自分から離婚もできず、結局余所の男に求められ流される事でしか自分を肯定できない女。
結局誰かの都合の良い女。
情けない。 -
不倫の妻たちのお話。
短編集。
それぞれの 夫婦 の生活感や空気、息遣いがとってもリアルで息ができないほど切ない。
感情の描写が生々しくて、ドキドキする。
この作者の作品もっとよみたいな。