ゴールデンカムイ(18) (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.12
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本棚登録 : 799
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088913346

作品紹介・あらすじ

少しずつ近づく二人の距離と金塊の謎。杉元はアシリパを追い、アシリパは父の軌跡を辿る。鶴見は、刺青の暗号に挑み、土方は、凶悪な囚人に挑む。そして、意外に意外と大活躍! 門倉&キラウシ、おっさんずモブコンビが阿寒湖を疾走する…ノンストップ・タイムリミット・アクション!!! 息切れ必至! 息継ぎマストの第18巻!!!!!!!

感想・レビュー・書評

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  • 前は12巻まで読んでレビューした。その時は「もうすぐ三つ巴の戦いに決着がつきそうだ、その時にまた書く」と言ってしまっていた。でも待っても待っても終わりそうにない。痺れを切らせて、実に久しぶりに紐解けば、なんと三つ巴の大乱混戦の、網走監獄の戦いは14巻目でいつのまにか終わっていた。しかもアシリパのお父ちゃんが出てきて、普通はココで終わるはずの展開だった。なのに、何故か続いてしまっていた。

    明治の男たちの群像を縦糸に、アイヌの世界を横糸に紡いできたこの名作は、ここから一挙に明治時代の樺太に舞台を移して未知の世界を描いている。ロシア皇帝殺害事件に、まるまるアシリパのお父さんとキロランケまで関与していたと言う衝撃の展開、それに金塊の行方と言う伝奇物語王道の展開を含みつつ、少し風呂敷を広げすぎかもしれないと、心配もしつつ、まだまだ終わりそうにないので、この辺りで、ちょっと中間報告をしておきたい。

    でも、言いたいのは一言。
    9割方、現代日本人の知らない世界を描いているし、人物像はアイヌや囚人やら、元新撰組やら、狂気の軍人やら少しいかれた人たちが多いけど、それでも、これもたった100年ほど前の日本だった。多くは歴史的事実を基に描いていると信頼していいと思う。
    読書は世界を広げる。
    それはマンガでも、マンガだからこそ、可能なのである。

  • 前半は土方たちと死刑囚・関谷との戦い。毒を使って相手の運を試す関谷と、凶運の持ち主・門倉の対決は運が良いんだか悪いんだかわからない(笑) でも、土方についていこうとする度胸が感じられてよかった。そこに挟まれるチョウセンアサガオの毒で錯乱した牛山こと怪人オベンチョとチヨタロウのハートフル?な交流がシュールな笑いを届けてくれる。土方の台詞はいつもカッコいいよね。
    「度胸と経験が運命を引き寄せたと言っておこう」
    「この世に生まれ落ちて命をどう使うか…私はそれでいい」
    奇跡は神が起こすのではなく、人が行動することで起きるんだと。

    長谷川写真館の話はかなり重要なエピソードになりそう。ミステリーのような読み口で、あのコマには驚きすぎて言葉を失ってしまった。彼の狂気の源流がこの場所だとしたら、今の金塊争奪戦もまた違う意味合いを持ってくるかもしれない。キロランケをはじめ、現在の彼と関わった人物でこの事実を知っている人間はいるのだろうか。いわゆる「父親世代が始めたこと」が明らかになる中で、アシリパたちが今後どう選択していくのかも気になるところ。

  • 方向性がいまいち定まらないように見えつついつのまにかギャグと変態要素が絶妙な配合となっていったゴールデンカムイですが、いやー、あの展開というか設定、最初から考えてたのか!と思って胸熱でした。
    金塊を巡る野望と冒険譚、という大筋の話で非常に重要な要素がビシィッ!と出てきて痺れちゃう。

    大好きなチンポ先生はオベンジョになってるし…息災で何より。

    今回のベストショットは「カネモチを作る源次郎」です。
    このスケベマタギが!!

  • ちょっとアレなんですけど。
    門倉のたるんだ体にドキドキしました。

    さて。
    ようやくどんどん話が見えてきた。
    毒薬のくだりもハラハラしたし、運命(彼らには、運命云々より知識経験がものを言ったところもあるでしょうね)に打ち勝った土方牛山門倉最高。
    金持ちのボンボンとオベンチョのやり取りかわいくも泣ける話でしたね。

    牛山と…名前忘れちゃった女性になった名医師が早く二人揃ってほしい…あの二人推し…

    ソフィアの強さと優しさと、信念に惹かれます。ウイルクを愛しても、するべきことのために、そして、自分が死なせたかもしれない二人のために身を引いた。
    なんというか、ロシア帝国末期の頃の感じって、どこにでもあったんだろうなー、と思います。一部だけ不安を抱え動かそうとしても、盲目的に信じるものを棄てられない平民…

    そして、長谷川幸一の正体がわかった瞬間……ゾッとしました。
    こんな二転三転入れてくるの?本当に、野田先生は物語の神様に愛された人ではないだろうか。
    と言ったら、土方のように「今しか興味ない」と返されるかもしれませんが。

  • 今巻は土方たちの入墨囚人狩りがメイン。アシリパの父・ウイルクの過去編に写り込んでいた鶴見中尉の存在感が良い。

  • おっさんバディがとても可愛い。

  • 凶運の持ち主、門倉元看守部長の大活躍。
    毒をもって毒を制すとは、そういうことだったのか。

  • 土方さん強すぎ。
    鶴見中将が日本軍のロシアに向けたスパイやったと。
    ほんでそのときにソフィア達と接触していた。
    ソフィアは革命を目指していて農村の啓蒙をしていた。
    皇帝への絶対視、神格化を解くため。
    しかし、それが叶わなかったので暗殺に。
    最後のコマのあの犬みたいなやつなんやったか忘れた。

  • 早く合流(または会ってすぐ離れるハメ)しないかな~

  • 話が分散しているので纏まりに欠く印象も受けるがある登場人物の過去と繋がりで引き締めてくる辺りこの作品の底力を感じる。

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