かぐや様は告らせたい 24 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)
- 集英社 (2021年12月17日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088921617
作品紹介・あらすじ
「恋愛は告白した方が負けなのである!」
エリートの集う秀知院学園生徒会で出会った会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや…。この両想いであるはずの天才2人が、互いに相手に惚れさせ、相手から告白させようと日常の全てで権謀術数の限りを尽くす、新感覚のラブコメ!!
…だったはずの2人は交際を始め、既に“男女の関係"に!! 生徒会メンバーにも、その事実を共有して周知の事実に。また、伊井野ミコの石上優への想いも募る一方で、生徒会が“恋愛ムード"に包まれる中、藤原千花は相変わらず蚊帳の外に…!? そうした最近のミコの感情の変化に親友である大仏こばちは思う所があるようで…2人の仲に亀裂が…。恋か友情か、ミコの決断は…!? そして、1年ぶりに開催されるフランス校との交流会。作品史上、最も激動の24巻!!
感想・レビュー・書評
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24巻なので基本構造は割愛。
別々の様々な恋愛に的を分散させて、あちらこちらで展開される「恋愛頭脳戦」に図らずも巻き込まれる主人公たち・・・という新たな新章を予想していたが、そこまで縺れる頭脳戦方向では無かった。
軸足をシリアス路線に乗せ、最後の良心(コメディ)秘書嬢が奮闘。
恋愛がスタートしたふたりの初々しいポンコツ路線もアリだった気もして、どちらももっと沢山読みたいテーマだったのだが…。
どうやら、そのどちらでも無いシリアス寄りの「最終章」に突入した感じ。
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「25巻に続く」と書いてある。
最終刊とは書いてないわけで・・・「もうちょっとだけつづくんぢゃ」という伝説のマンガのように、最終章があと何十冊もつづく・・・という破天荒なコメディというのが一番嬉しい展開と予想。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「金持ちもてりやきバーガー食べるんだ」との感想がある。金持ちでも食べたいものを食べる。値段と味は比例しない。高価な料金を払って金を回すことが経済発展という昭和の価値観を否定する。値段が高いものが良いものではなく、消費者に価値を提供できるかが問題である。
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評価と感想
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どういう方向?みたいなほうに行っててよくわかわらない
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最終章発動の巻。
色々な恋愛が繰り広げられていてもう副題は関係ないと思いつつも、なんか最後にこれでまた伏線回収されそうな気もして楽しみでしかない。 -
石上とミコの変化に動揺を隠せないこばち。好きだからこそ執着してしまう苦しさ。三人の関係性の行方は?!そして、フランス校との交流会から一気になだれ込む最終章。二人にとって最大の試練が始まる!
こばちの想いが切ない。縁の長さは相手の長所も短所も教えてくれる。ただ、人の繋がりは複雑で面倒だからこそ、絡んでより合うことで強い絆へと変わっていく。ミコとこばちの対話はお互いの成長が感じられてよかった。そして、白銀たちも紡ぎあげた絆によって、権力と戦おうとしている。
「貴女は思い込みが激しく人を誤解しやすいのは何故?物事の判断材料が自分の中にあるものだけだからよ」
かぐやの言葉はぼくも耳が痛い。対話すること、関係性を修復する順序を見つけることの大切さ。これから最難関の相手との対話が待ち受けるかぐやが発するこの言葉は重い。
この急転直下の状況で、肩を並べてハンバーガーはシュールすぎる。それだけ事態が紛糾しているということなんだろうね。あのラストからどういう風に展開していくのか気になる。
シリアス寄りではあるものの、笑えるポイントもたくさん。白銀家へかぐやが泊まる話は、圭がいるのにめちゃくちゃ迂闊すぎて笑ってしまう。昔のかぐやだったら考えられないミス(笑) 四宮家の外で育んだこの「情」がシリアスサイドでもどんなドラマを生むのか楽しみ。 -
この間も面白かった。ついに最終章か〜。いやでも絶妙にだれないテンポ感でここまで来ていて、さすがに原作頭いいなって感じだわ。