- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088924298
作品紹介・あらすじ
「やっぱルビーには……何か特別なものがあるんだろうな……」
MV撮影の為に訪れた神話の街・高千穂で、ルビーはアイを殺した犯人は2人組だった事を知る。その内1人は、今ものうのうと生きてる事が許せず…自らの手で殺めると復讐を誓う。そして、半年が過ぎ、各々の活動が大きく動き出す“第七章中堅編”始動!!
“赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作…第9巻!!
感想・レビュー・書評
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最近テレビの企画力がめちゃくちゃ落ちてるなと思っていた。20〜30年前は面白い企画ものが多かった。人材不足なのかなと勝手に納得していた。
しかし9巻で実情が見えてきた。コンプライアンス、関係各位への忖度、雁字搦めの規制。スポンサーもかっては一流企業が目白押しだったのが、今はあまり提供に名前が出てこない。予算も尻すぼみの状態。こんな状況を招いたのもSNSの広がりにあるのではないか⁈たしかにいまだテレビ関係者は横柄な人はいるが、私の大学の同級生のアナウンサーに聞いても、今はあまり多くなく、空威張りの人が多少見える程度らしい。
マスメディアの実情と問題を浮き彫りにしていて、漫画といえど勉強させられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どんだけの取材をして、どんだけの人が関わったらこんな怪作が出来るんだろう……。単行本を手に取る度に、毎回そう思わされる。
どんな本も著者一人の手に為るものではなく、そこには大勢の労力が存在する。編集、印刷、出版、流通と膨大な労力を経て読者の手に届く。
特けこの漫画に限っては他のどんな漫画よりも大勢の関わりと労力の上に成り立っているのではないか。そうとしか思えないほど精緻でリアルな業界の裏側が描写される。一人の人間が普通に生きてたら絶対に知り得ない領域ばかりだ。
だとしたらこの作品は正に珠玉の傑作と言わねばなるまい。例えば作者一人の空想のみから成り立つ作品が別に在るとして、然う云った作品と比べて断然価値があることに疑いは無い。
若しも然う云う作品と本作が書店で同じ値を付けられて並んでいたとしても、本作に支払われる金は重みが違う。より大勢の思考・アイデアと、それを取材する労力、膨大なその全てが税込でだいたい七、八百円に凝縮されているから。
消費者の立場から言わせてもらうなら本作ほど買って読む値打ちのある本はそうそう無い。 -
どんどん、面白くなってきてる。 サスペンス、ミステリー、ファンタジーから、社会での生き方、人間関係、心理戦や戦略。
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ルビーの出番が多くて嬉しい
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読みました!ルビーちゃんの性格が変わっていくのが見所かな。目の星が気になりました。9巻も面白かったです!
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アクアのカナちゃんへの配慮泣ける。過去の悲しみと同じ悲しみを経験しないように制御してるんやな。今回はコスプレの話。テレビ業界大変やねえ。