かぐや様は告らせたい 27 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)
- 集英社 (2022年10月19日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088924304
作品紹介・あらすじ
「恋愛は告白した方が負けなのである!」
エリートの集う秀知院学園生徒会で出会った会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや…。この両想いであるはずの天才2人が、互いに相手に惚れさせ、相手から告白させようと日常の全てで権謀術数の限りを尽くす、新感覚のラブコメ!!
…だったはずの2人も彼氏彼女の関係になり、そして別れも経験し…。四宮家の御家騒動を乗り越える中で、改めてかぐやは念願の白銀に“告らせる”事に成功!! 平穏な日常が戻ってくるかと思いきや、白銀の海外留学へ出発する日は、刻一刻と近づいて来る──。物語が真のクライマックスに近づく第27巻!!
感想・レビュー・書評
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四宮家の御家騒動が決着!難題に一区切りはついたものの、白銀が海外留学へ行く日が迫り来る!どうにか思い出を残そうとするかぐやだったが、別れを惜しむのは彼女だけではなく──。いよいよ次巻で最終回!クライマックス目前の27巻。
シリアスムードから一転、超下ネタギャグ回をぶち込んでくるのは安定か。藤原は今回も場をしっかり荒らしてくれる。とんでもねえゲームを持ち込むよなあ!かぐやはもうワード耐性がついてしまったから効かないのかな?あの頃のように爆笑してて欲しかった(笑) ラーメン四天王編のオチが諸行無常というか、これでこの巻を締めくくる気かい?!って真顔になった。
「展開がベタ過ぎて驚きました!」という言葉がそのまんまというか、キレッキレのギャグを楽しむというよりは畳むところを見送る気持ち。個人的に感じたのは、終盤という雰囲気がいまいちギャグの切れ味を落としていること。また、白銀とかぐやのイチャイチャ感を押し出しているのが露骨に感じてしまって笑えない。眞妃にフォローしてもらっといて、絶対に勝てる恋愛でマウントとるのは、今まで何をしてきたんだよ…と。なにげに眞妃と石上ってお似合いなのでは?すごい目でミコが睨んでたけど(笑)
今回はギャグよりも、白銀と雲鷹のかけ合いや、かぐやの写真家の夢の話がしっとり馴染んで味わい深かった。写真家って前から伏線あったのかな?読み落としてるのかな?雲鷹もいい人になったわけじゃなく、四宮家の人間という側面は変わらずに接するところがよかった。白銀はこういう相手とも立ち回っていかなきゃいけないんだよね。この辺りの頭脳戦を前回でも見たかったところ。自分の好みとはなんだか外れてしまい、低評価ですみません…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
27巻なので基本構造は割愛。
次号3話で完結らしい。
メインの話は前巻で決着が付いているので、最終刊までの繋ぎにコメディ割り増しな感じでチンチン侍。
普通の作品なら、この構成で十分面白いのだが、この作品は普通のかなり上を行く面白さだったので、この「普通」なフリを活かして、とんでもないオチに辿り着いて欲しい。
…というか、巻末の予定表を見るとこの感想を書いている時点で掲載誌では最終話発表済みなのか。
まぁ単行本をゆっくり待つ心意気。
28巻の表紙で前髪を毟られた書記嬢が世界総理大臣になる予想。 -
ついに最終回か。よくここまでちゃんと進めたと思う。最後にラーメン四天王持ってきたのは正直笑ったし、この逆センスを引き続き回してほしい。
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今回もオモロイ!
いろんな表情と文字との組み合わせが素晴らし過ぎる -
クライマックス後の登場人物のその後を描く。『かぐや様は告らせたい 26』は最終巻と言って良いくらいの盛り上がりがあった。しかし、登場人物達の語られなかった物語もある。それらを描いてくれることは贅沢である。
四宮家の遺言書は破棄することになった。これは公正な解決策である。長男は予め自分に有利な遺言書を父親に強要しており、遺言書自体がアンフェアである。相続人が均分相続することが最も公平である。