月光条例 (13) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 438
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091228543

作品紹介・あらすじ

藤田和日郎が描く『マッチ売りの少女』!!

「最強月打」に打たれた『青い鳥』の主人公・チルチルは、不幸な物語のキャラクターを幸せにすべく奮闘を続ける。『雉も鳴かずば』の主人公・お菊を幸せにすることが出来ずに意気消沈するチルチルに、次のチャンスを与えたのは、意外にも「長老会」のメンバーであるはだかの王様だった。王様からの情報を元に、チルチルが向かった先は、かの有名な物語…マッチを売る幼い少女が主人公の物語だった!!

【編集担当からのおすすめ情報】
藤田和日郎先生は、連載デビュー作品『うしおととら』第1巻のコメントで、次のように述べています。「『マッチ売りの少女』の結末が気に入らなかった。なんでかわいそうな女の子が、かわいそうなコトになっちまうんだよ!!」。そして、20年の時を経て、藤田先生は積年の想いを描きます。読者の皆様は、ぜひその目で、藤田先生が見つけたある種の「答え」を堪能してください。

感想・レビュー・書評

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  • まったく先が読めない展開。
    ど、どうなるの?
    次ソッコー買います!

  • チルチルの回想編。
    マッチ売りの少女のハナシ。
    いつになったら、現在に戻ってくるんや、と。
    だいたい、ハナシの流れは、わかってきたけど、
    そっから、なんで月光にいきつくのかが、まだわからん。

  • 前巻ぐらいから、月光の正体が、見えてきたかな。
    これで、全然、違う人だったりしたら怒るよ(笑)でも、もう一ひねりありそうです。

  • ずっと知っていた鉢かづきがよくわからん。月光の出番なくてつまらん。

  • しばらく読まない内に面白くなってた。

  • 有楽町の三省堂にて。

  • いよいよ判明した月光の正体。不幸せな物語の登場人物を幸せにするために足掻く姿に感動するけど、哀しい物語だからこそ描けるコトって確かにあるんですよね。

  • 鏢やフランシーヌを描いた人にこう描かれてしまえば返す言葉もないよ。現実とリンクした『老人と海』といい、悲しいけど力強い話だ。

  • やはりあのキャラがその後の「月光」に?緊迫する13巻、マッチ売りの少女編は「作家とは何か」「物語ることとはどういうことか」についてメタ言及されるハイクオリティなエピソードとなっている。目が離せない!

  • マッチ売りの少女が不幸になる理由の作者なりの解釈がよかった。月光=チルチルは確定だけど。細かいエピソードは次巻かな。

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著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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