じゃじゃ馬グルーミン★UP 26 (26) (少年サンデーコミックス)
- 小学館 (2000年11月18日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091256768
作品紹介・あらすじ
▼第271話/心細いな▼第272話/心はきまぐれ▼第273話/夢の道草[その1]▼第274話/夢の道草[その2]▼第275話/夢の道草[その3]▼第276話/夢の道草[その4]▼第277話/夢の道草[その5]▼第278話/夢の道草[その6]▼第279話/夢の道草[その7]▼第280話/夢の彼方▼LAST STEP /夢より遠くへ●登場人物/久世駿平(渡会牧場に拾われ、馬に魅せられた青年。ひびきと結婚することになった)、渡会ひびき(渡会四姉妹の次女。駿平と同い年で、何より馬が好き。駿平との間に子どもができ、妻となる)●あらすじ/あぶみとの結納の日取りを決めようと、繁行たちが仲人の長和を連れて渡会家にやって来た。だが、あぶみは交通事故にあった悟を心配し、病院へ駆けつける。そこで駿平が見たのは、「悟さんが死んじゃったらどうしようかと…」と涙を流すあぶみの姿だった(第271 話)。●本巻の特徴/あぶみは「繁行さんたちの強引さについていけない」と指輪を返す。縁談はあっさり破談になるが、あぶみはケロッとしたものだった。その後、渡会厩舎の面々はアダタラヨイチをはじめ、手塩にかけてきた馬たちの成績に一喜一憂。慌ただしい日々が過ぎていく中で、遂に駿平とひびきに男の子が生まれる。最後は、みんなの15年後の姿で締められる『じゃじゃ馬グルーミン★UP』完結集。●その他の登場人物/あぶみ(渡会四姉妹の長女)、たづな(渡会四姉妹の三女)、ひづめ(渡会四姉妹の四女)、佑騎(ひびきの双子の弟)
感想・レビュー・書評
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傑作。以上。
…とこれだけ書いておけば十分なのだけれど(笑)、これはもう見事に大河ドラマです。
北海道を気ままにツーリングしていた軟弱な高校生が行き倒れて、拾われた牧場の女の子に恋をする。始まりはありきたり。展開も真っ当な恋愛もの。だけど、作中期間5年、連載期間6年の間にじっくり熟成された人間模様が本当に素晴らしいです。終盤の展開には「週刊サンデーでここはっきり描くか?」とびっくりしたけれど、本作ならば納得。織りなしてきた心模様が最終話できっちり収斂して、思わず泣きそうになりました。
回を重ねるにつれ、メイン2人だけではなく、他のキャラクターに光が当たっていくのも長期連載ならでは。家族も、騎手も、調教師もそしてもちろんお馬さんも。悲喜こもごも、ドタバタ、ハラハラ。だけど筆致はいつも優しくて、そこがゆうきまさみさんの素晴らしい所です。
ああでも、繁行さんは何も悪くないと思うんだよなー(苦笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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少年サンデーコミックス
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ゆうきまさみ
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<あらすじ> ウィキペディアより
東京都内の有名進学校に通う久世駿平は、春休みに北海道旅行へとバイクで出かけ、ひょんなことから競馬馬生産の渡会(わたらい)牧場と関わることになる。そこで馬とふれあう中でその魅力に惹かれ、日本一の競走馬の育成を目標とするようになる。親との葛藤、恋愛、結婚といった人生の様々な出来事を体験し、思春期の少年は一人の大人へと育っていく。
競馬好きの人はもちろん競馬に詳しくなくてもラブコメディ風?に描かれてるんで面白いです。
自分はこのマンガで競馬というものを勉強しました。
ちなみに作者や他のマンガのキャラクターも所々にでてきます。
パトレイバーの泉野明(居酒屋の娘役)など -
「じゃじゃ馬グルーミンUP」を代表して。
競馬というより、馬を育てる側の視点からのお話。
わりと好き。 -
2000年に連載が終わった作品がやっと自分の中で終わった。
何年も買うのサボってたからな〜。
生産側からの視点が強い競馬に興味がわく漫画です。
最後に少し納得行かない部分(物足り無さ)を感じつつも、たづなの眼鏡で全てが許されるはずです。
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馬好きなら絶対読んでおきたい作品。人間の成長ってか、恋愛漫画としても秀逸。
脇役も活躍するのも高評価 -
恐らく連載時にリアルタイムで読んでいた読者には物足りなかったのではないでしょうか。全巻手元に並べて、一気に読む。それがこのマンガに最も適した読み方だと思います。面白い。競馬に興味がまったくなくとも引き込まれ、今度のG1でも買ってみようかと思わせる。とんでもない力量を持った作家さんだと感じました。老若男女問わずオススメ。
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競馬というより恋愛マンガとして最高。みんないい人ばかりなマンガは見ていて楽しいです。