- Amazon.co.jp ・マンガ (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091263902
作品紹介・あらすじ
大人気企画「うしおととら風雲録」も再現!
伝説の「獣の槍」を操る少年・うしおと、五百年ぶりに解放された妖怪・とら。この不思議なコンビが贈るハイパー伝奇ロマン!!
第17巻は第46章「不帰の旅」、第47章「混沌の海へ」、第48章「雷鳴の海」を完全収録!!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ようやく白面の者が復活!ただまだ希望はわずかに残されている。が、ここにきてうしおが大ブレーキ!
-
西表島 とらに心を見透かされ、流、逆上。 こてんぱんになり、とらに自分の本気を打ち明ける。 自分の力を自分で量れないクソ人間、らしいよなァ、ナガレ。ちっぽけな人間の世界だけで何をつけあがってたんだよ。 こんなヤツがいたのか…こんな世の中であんなヤツがいていいのかよってな… ああ…なんだ…風が…やんだじゃねえか… だから弱っちくてキレエなんだよ…人間は… 本気を出さない卑怯な自分、そんな自分を知らない潮に、自分の本当の姿を知らせなければ、本気の潮に申し訳が立たなかった。だから…‼︎ あやかしもシュムナも白面の分身だった
-
とら対流、母との邂逅、白面復活、とらとの決別、獣の槍破壊。
「お前はいってたよなァ、『イノチって何だ、動けるコトか』ってな。今でもそう思ってんのかよ」
「わかんねーよ、バカ」
「無事で帰ってきて!お願い!どうか無事で…」
「麻子…大好きだ。」
「『努力』なんてねえ。『達成感』なんぞ感じねえ。負けねえ。悔しいこともねえ。嬉しさもねえ。思い切り何かをすることもねえ。なぜならオレは、何でもできるから。何でもできるからオレはーーー人生ってヤツを楽しんじゃいけねえのさ」
「ああ…なんだ…風が…やんだじゃねえか…」
「だから弱っちくてキレエなんだよ…人間は…」
「ホントはさ…オレ…母ちゃんのつくった…その…みそ汁が…飲んでみてえな…」
「これじゃ何にも…いえねえよう」
「あたまを…なでていい…?」
「さらば…忌まわしき結界!」
「母ちゃんはオレを叩いたんだ!叩いたんだよ‼」
「……ああ殺したぜ。ぶっ殺してやったぜ‼人間ごときがわしにかなうかよ。ギタギタにぶっ殺してやったぜ。ははははは」
「あばよ、バケモン」
「父も母も親しい者らも全て…白面が遠くにやってしまった…そうだな蒼月。なら…憎め」
「しょうことも…なし」