うしおととら 完全版 (17) (少年サンデーコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 44
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091263902

作品紹介・あらすじ

大人気企画「うしおととら風雲録」も再現!

伝説の「獣の槍」を操る少年・うしおと、五百年ぶりに解放された妖怪・とら。この不思議なコンビが贈るハイパー伝奇ロマン!!
第17巻は第46章「不帰の旅」、第47章「混沌の海へ」、第48章「雷鳴の海」を完全収録!!

感想・レビュー・書評

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  • 相手がどう思うかではなくて
    自分がどう想うか
    伝えないこともできたのだろうけど、
    溢れてしまうのが想い
    それを言葉にしてしまう。
    ガラス越しだから
    全く音は伝わってないのだろうけど
    読んでいる側には伝わってくる想い
    あの頃からはこんな時が来るとは思ってなかったけど
    こうして自分の想いに向き合えたから

    この想いを持ち続けられればよかったのに
    憎しみにまみれての戦いが始まる

  • ようやく白面の者が復活!ただまだ希望はわずかに残されている。が、ここにきてうしおが大ブレーキ!

  • 西表島 とらに心を見透かされ、流、逆上。 こてんぱんになり、とらに自分の本気を打ち明ける。 自分の力を自分で量れないクソ人間、らしいよなァ、ナガレ。ちっぽけな人間の世界だけで何をつけあがってたんだよ。 こんなヤツがいたのか…こんな世の中であんなヤツがいていいのかよってな… ああ…なんだ…風が…やんだじゃねえか… だから弱っちくてキレエなんだよ…人間は… 本気を出さない卑怯な自分、そんな自分を知らない潮に、自分の本当の姿を知らせなければ、本気の潮に申し訳が立たなかった。だから…‼︎ あやかしもシュムナも白面の分身だった

  • とら対流、母との邂逅、白面復活、とらとの決別、獣の槍破壊。

    「お前はいってたよなァ、『イノチって何だ、動けるコトか』ってな。今でもそう思ってんのかよ」
    「わかんねーよ、バカ」
    「無事で帰ってきて!お願い!どうか無事で…」
    「麻子…大好きだ。」
    「『努力』なんてねえ。『達成感』なんぞ感じねえ。負けねえ。悔しいこともねえ。嬉しさもねえ。思い切り何かをすることもねえ。なぜならオレは、何でもできるから。何でもできるからオレはーーー人生ってヤツを楽しんじゃいけねえのさ」
    「ああ…なんだ…風が…やんだじゃねえか…」
    「だから弱っちくてキレエなんだよ…人間は…」
    「ホントはさ…オレ…母ちゃんのつくった…その…みそ汁が…飲んでみてえな…」
    「これじゃ何にも…いえねえよう」
    「あたまを…なでていい…?」
    「さらば…忌まわしき結界!」
    「母ちゃんはオレを叩いたんだ!叩いたんだよ‼」
    「……ああ殺したぜ。ぶっ殺してやったぜ‼人間ごときがわしにかなうかよ。ギタギタにぶっ殺してやったぜ。ははははは」
    「あばよ、バケモン」
    「父も母も親しい者らも全て…白面が遠くにやってしまった…そうだな蒼月。なら…憎め」
    「しょうことも…なし」

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著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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