- Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091345851
感想・レビュー・書評
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図書館で目に留まったから借りてみた。
久しぶりに読んだなぁ漫画。
一気に読んでしまったからうまく感想書けないけど、なんか良かったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あちこちで泣けると話題の本だったので手に取ってみた。
泣けるって前評判の高い本て外すこととが多いんだけど。
・・・、いや~やられた。
表題作、2回読んで2回とも泣いた。
狙ってる感はありありなんだけど、漫画だしね許されるよね。
この短さで起承転結があってオチも外さない。
内容はどれもこれも死者と何らかの絡みがあるけど、けっして暗いわけじゃない。
どちらかと言うと前向きな短編ばかりだ。
サクッと読めて嫌みもなく誰かにお勧めしたくなる本。
いいね、こういうの。
個人的には「モノクロ兄弟」が結構好きかな。 -
あずさ2号が好き。ショートムービーのように余韻のある作品群。
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話の構成の巧い人だな。「起」「承」で、こんな感じの話なのかなと決めつけてしまうと、「転」「結」でその予想が見事にひっくり返される。6つの短編の半分はきょうだいがテーマに描かれているけど、個人的にはあまり入り込めなかった。好みは分かれるな~。読む前に期待しすぎちゃったなというところはあります。そんな中でも一番好きなのは「あずさ2号で再会」。予想の覆され方があまりに鮮やかで…!父と娘の関係の描き方にじわっときますね。
この後に描かれた「さよならソルシエ」の原型のようなものがそこかしこに感じられました。 -
友達から、これ好きだと思うよと貸してくれたので読んだ。少女漫画なジャンルはあまり読んだことがなかった。というか少女漫画だからやめておこうかなーといって、そもそも自分からは読まなかったのだけれど、食わず嫌いはよくないなアという気持ちになった1冊だった。色んなくくりに囚われて目をつぶってしまうのはもったいない。
どの短編も、登場人物たちの空気感がとてもよかった。描画がとても素敵に表現されていて、優しい世界が広がっていたなあ。特によかったのは、式の前日。たくさんいいことも辛いこともあって、その先のお話なんだっていうのが伝わってとてもよかった。 -
2020.2.6 読了
少女マンガ…ではないですね。小説の短編集のようです。どの話も最後に そう来るか、というトリックの種明かしみたいなオチがあって良いストーリーです。初回読む時より再読の時の方が良く、目頭が熱くなりました。
8年も前のコミックなので、なぜ今?と思ったらあさイチで紹介されたそうですね。 -
短篇集。
どれもちょっと切なくて、最後になるまで本当の話が見えなかったりして、読み返したくなるものばかり。
面白かった。
この人の他の漫画探してみようかな。 -
ドラミっち推薦。連載漫画が長編小説、4コマ漫画が俳句とすれば、これは短編小説集にあたる。少しだけファンタジックな、日常の情景の読みきりが6編で、おトク感。人物の画は一辺倒でも、コマ割りとか、同じコマの繰り返しとか、なんというか間(ま)の取り方がうまい。行間ならぬコマ間を読む楽しみがあるとは、コミックも文学になってきた。好きなのは「式の前日」と「夢見るかかし」。前者は鮮やかなラストの叙述トリック、後者は伊坂オーデュボンちっくな擬人ファンタジー。ゴッホの作品も読んだらちょーだい、ドラミさん。
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短編なので手軽に読めた。
ショートショートのように結末で驚かされるような話がちらほらあったが、そこがまたツボだった。