後にも先にもキミだけ (6) (フラワーコミックス)

著者 : 川上ちひろ

• 小学館 (2013年12月26日発売)

作品紹介・あらすじ

最凶カレシの様子が変になりました！

「おまえのほうが可愛い。世界一可愛い。｣
…ぽかーん。え？ なに言ってんの？

「そばにいろよ。俺の目につくとこにいてれよ。」
ほ…ほんと、どうしちゃったの？

「今までは運が良かっただけど、この先いつおまえを失うかわかんないって気づいた。もう一生浮気しない。大事にするから、俺のそばにずっといてくれ。｣
………き…気持ち悪いよ！ 速人(はやと)!!

「気持ち悪くて悪いかよ！ おまえに惚れてんだから、しょうがねーだろっ!!」

物語は、まさかのラブラブ編へ!!

感想・レビュー・書評

[naaaaatsuk1さんの感想 · 2017年3月27日]

やっとわかった。最初だけでやめないでって言われてる意味が。どんどん速人の優しさ？とか弱さ？とか見えてきて面白くなってくる。
美人マネージャーの件スッキリ解決。前巻で彼女と寝たところだけは納得いかないけど、やっと終わった。そして合宿。マネージャーとして部活に参加してる芙美。この部活でそれなりに芙美人気があって良かったと思う。こーゆう事ないと速人変わらなかったかもしれないもんね。もう一生浮気しない発言たまげた。奏絵ちゃんと岳くんにも進展が。いい方向に進みますように。
今回は速人のキュンポイント多めで読んでて楽しかった。やっと読んでいられるようになった。今までの非道の数々耐えられないもん。6巻まで読まないとこのマンガは良さがわからないはず。

[まうす みっきーさんの感想 · 2014年4月13日]

わーん、よかった。やっと王道少女漫画路線にかえってきた、と安心してしまったよ…！

この巻では、速人が「もう浮気しない」宣言。
よかった…よかったぜ……。
なんでこんなに二人が深く結びついているのか、そこがちょっとよく分からないんだけど、やっぱり続きも読んじゃうんだろうなー。
奏絵がどうか幸せになりますように…(>_<)

[『黒犬』の優樹さんの感想 · 2014年2月4日]

この作品の人気が炸裂している理由が、この巻まで読んで、ようやく察せた
画が巧い、とか、ストーリー運びが丁寧ってのも当然、あるだろうけど、最凶彼氏でオラオラ系まっしぐら過ぎる速人が時々、女心をくすぐる女々しさを曝け出してくるからだ
好きだから強がって悪ぶっているけど、ふとした拍子に不安を吐露されたら、女の子はやられちゃうんだろうな
また、この話の主軸になっている速人と芙美の二人だけでなく、時に、奏絵と岳に視点を移させる点も、この漫画が注目される理由ではないだろうか？ ぶっちゃけた話、いくら面白くたって、読み手の集中力は、一組のカップルにずっと向け続けていると、どうしたって切れる。あえて、他のカップルを出す事で、読み手の切れそうな集中力を一旦、リセットしてもらって、自身もテンポを整え直しているのだろう
今後、速人がどんだけ、情けない一面を見せてくれるのか、楽しみ
何と言うのか、男でも読める少女漫画っつーより、肉食気味な彼氏を持ってる女性が「これで、女心の一つでも勉強しなさい」と突きつけるのに向いている少女漫画？
とことん、二人がラヴラヴで甘々すぎる雰囲気を出しまくっているので、緩めで柔らかい感じの恋愛漫画が好きな読み手には、少し、腹にもたれてくるかも知れない
でも、私はこれくらい、ガツガツしてる少女漫画も好きだ

著者プロフィール

岐阜大学医学教育開発研究センター併任講師。
保健師，看護師，養護教諭，臨床発達心理士。
名古屋大学大学院医学系研究科博士課程修了，博士(医学)。
岐阜大学医学教育開発研究センター助教を経て，現職。
専門は，医療者教育(多職種連携医療教育，医療面接，学生支援など)，特別支援教育における性教育など。

NPO法人アスペ・エルデの会のディレクターとして，長年発達障害の特性がある子や保護者に関わる。「性と関係性の教育」ということで，性に関する教育方法について広めている。

おもな著書に『自閉スペクトラム症のある子への性と関係性の教育―具体的なケースから考える思春期の支援』(金子書房，2015)，『性の問題行動をもつ子どものためのワークブック―発達障害・知的障害のある児童・青年の理解と支援』(共著，明石書店，2015)，『発達障害のある女の子・女性への支援「自分らしく生きる」ための「からだ・こころ・関係性」のサポート』(共編著，金子書房，2019)など。

「2020年 『発達障害のある子どもの性・人間関係の成長と支援』 で使われていた紹介文から引用しています。」