暁に立つライオン (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.16
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本棚登録 : 221
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091383914

感想・レビュー・書評

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  • 『蒼の封印』に続いて読んだ、篠原さんの作品。
    ミステリーやサスペンスものって、まず何も情報がないところから、見た目だけで犯人を当ててみようとするんですが…犯人だと睨んでた奴の出番がほとんどなくって、いちばん安全圏だと思ってた奴がまさかの犯人でしたョ(-_-;)

    鷹士が妹・えりなに宛てた手紙に、「逃げ場所にこの国を選んでよかったと思ってる」(142頁)という一文があるのですが、私はここが特に印象深かったです。
    人間って逃げなきゃやってられないこともあって、でも逃げた先で何か掴めたなら、それはそれでいいんじゃないかなと思うのです。鷹士の場合、アルプという友人やシェリフェという恋人ができ、トルコの美しい風景に救われたからこそ、えりなに「いつか 君にこの大地を見せたい」(143頁)という素直な言葉を伝えられたんだと思います。逃げたものと再び向き合う余裕ができたのは、一度逃げてみて、逃げた先(で出会った人たちや環境)に救われたから…みたいな考え方ですかね。
    トルコに逃げた鷹士の気持ちと、その気持ちに気付きながらも黙ってたえりなの心を思うと、胸が詰まりますけど…。でも、逃げた先で兄が幸せだったとわかった分、えりなも救われると思います*

    アルプとえりなは、これから遠距離恋愛なのかな?///
    旅先で恋に落ちるっていうのも、なかなかロマンティックですねv
    トルコに行ってみたくなりました♪

  • 単行本

  • 表紙から「天は河のほとり」関係じゃなかろうか?と思い買いましたが違いましたヾ(▽^;)ゞ。場所はトルコですが、舞台は現代。ただ巻末に、この作品は「天河」ツアーを発端として、何か1作品描いては・・・みたいな感じで描かれたみたいで、作者のトルコ旅行記等、裏話が掲載されていました。ですが、「天河」とは関係ないということで、手放す方向で(ToT)>゛

  • 全01巻 完結

  • 2回目読みっぽい。篠原さんの書く男は手が早い。

  • 【M】

  • トルコのサフランボルを舞台としたサスペンスロマン。

  • 全1冊 (3)

  • 篠原先生は短編より連載のほうが好きです。(私は)

  • 外国の話はわりと好きです。

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著者プロフィール

漫画家

「2022年 『ヒッタイトに魅せられて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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