月明星稀―さよなら新選組 10 (10) (ヤングサンデーコミックス)

著者 : 盛田賢司

• 小学館 (2006年3月3日発売)

作品紹介・あらすじ

▼第98話／江戸の空気だ…▼第99話／私の時代が…▼第100話／動けなかった…▼第101話／文学っ!?▼第102話／犬にでもくれてやらぁ!!▼第103話／誠の士道▼第104話／狐の子▼第105話／俺にまかせてくれ…▼第106話／お互い生きていたら…▼第107話／強くなってやる…▼最終話／まぶしい月明かり●主な登場人物／土方歳三（新選組副長。近藤勇を信じ、時には自ら進んで汚れ役となって近藤を支える）、近藤勇（新選組局長。天然理心流・四代目宗家。土方、沖田とは義兄弟の契りを交した間柄）、沖田総司（幼い頃より天然理心流を学んだ天才剣士。近藤の右腕となって新選組を支える）●あらすじ／長州征伐での将軍上洛を老中に促すため、江戸を目指していた近藤、永倉たち4人。船と駕籠を乗り継ぎ、久しぶりに江戸へ着いた近藤たちは、一足先に新隊士募集のため江戸入りしていた藤堂平助と再会。そこで平助が強く薦める人物を訪ねることになるが、目の前に現れたのは香を焚き込め、女のような格好をした伊東大蔵（甲子太郎）という男で…（第98話）。●本巻の特徴／江戸での新隊士募集で加入の決まった伊東甲子太郎が、新選組を未曾有の混乱へと導いていく。それに対し土方は…？ 士道を心に抱く男たちの生き様を描いた青春物語、感動の最終巻!!●その他の登場人物／坂本龍馬（土佐藩を脱藩した浪士。日本を変えようと苦心する革命家）、山南敬助（新選組総長。文武両道に長け、芹沢鴨粛清以来、真の目的以外は剣を抜かないと心に誓う）、藤堂平助（新選組八番隊隊長。山南のためなら命を惜しまない）、斉藤一（新選組三番隊隊長。水戸・試衛館派いずれにも属さない剣士）、伊東甲子太郎（北辰一刀流の使い手。七人の門人を連れて新選組に入隊した野心家）

感想・レビュー・書評

[与一さんの感想 · 2012年9月28日]

新選組漫画で一番好き

人間として、近藤勇が格好いい。
土方は、鬼を装いながら涙を流し、しかしそれも止めた。
芹沢の不器用な生き方も涙ものです。
沖田が決してイケメンじゃなくてヒラメ顔なのですが、凄く格好いい。
藤堂平助の可愛さが異常（笑）

打ち切りなのが本当に残念・・・。

[ラクレットさんの感想 · 2022年8月22日]

江戸での新隊士募集で加入の決まった伊東甲子太郎が、新選組を未曾有の混乱へと導いていく。それに対し土方は…？　士道を心に抱く男たちの生き様を描いた青春物語、感動の最終巻!!
（2006年）
— 目次 —
第98話　江戸の空気だ…
第99話　私の時代が…
第100話　動けなかった…
第101話　文学っ!?
第102話　犬にでもくれてやらぁ!!
第103話　誠の士道
第104話　狐の子
第105話　俺にまかせてくれ…
第106話　お互い生きていたら…
第107話　強くなってやる…
第108話　まぶしい月明かり

[pindotさんの感想 · 2018年9月16日]

新選組まんがって、なぜ唐突に終わるんですかね？ちゃんと完結しているのが少なすぎる。

月明星稀、大好きです。続きが読みたいです。
でも藤堂平助がいい子すぎるので、その後を読まなくて済むことだけが救いです。

[sadaharu373さんの感想 · 2013年4月27日]

伊東甲子太郎登場。
かなりクのあるセキャラに作ってます。女っぽいいでたちで、かなりの策略家。要するに嫌な奴キャラ。
う～む・・・ちょっと作りすぎでは・・・という印象を持ちました。ただ、侍が多数出てくるこのマンガでは、キャラ創作が大変だろうな～という気もするので、目立たせるためにはこうなっちゃうのかな？とも思ったり。

とは言え、山南さんも伊東甲子太郎も生きているのですが、このマンガこの巻で終わりになります。強引だ～

[あるゆさんの感想 · 2007年10月8日]

全10巻。土方歳三が主人公。ゴツい絵ですが、男性向けにしては美形で嬉しいです（笑）。筋肉描写が激しいので、苦手な人はとことん苦手かも。坂本龍馬と交流がある設定で、史実も頑張って詳しく調べて描いている感じです。濃いキャラした伊東甲子太郎が登場したあたりで終わってしまいました。最後の一コマに洋装土方さんが描かれているのが切ない。

[にゃんたろうさんの感想 · 2007年8月17日]

面白かったのに10巻で打切りとは（涙）
悔しいから10巻登録してみました。
竜馬とお友達になったり以蔵の腕ちょん切ったりと驚きの展開もありましたが（笑）
こざっぱりした少年漫画らしい新撰組でしたけど、私は好きでした。もしかしたらこの漫画の土方さんがいっちゃん好きかも。
いつまでも待ちますので、いつか再開してくれることを希望します。