- Amazon.co.jp ・マンガ (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091570253
感想・レビュー・書評
-
巻を重ねるごとに疾走感が増し、読むと元気になれるマンガ。マンガってすばらしい!!
『おれたちはプロだ!!』
マンガ家になりたい少年が、ラジオ番組を介して炎尾の仕事場にやってくる。「自分にとって納得のいく仕事をやりとげる!!これがプロの姿勢ではないかな!?」だがしかし、“納得と妥協のせめぎあい”が現実のプロの姿。 締め切りという制限、ぎりぎりの極限の中で納得のいく作品を創りだそうとする熱意、意欲!それがプロの姿なのだ!!
『つかみそこねていた夢』
炎尾が過去に描いていたデタラメテニス漫画を読んでテニスを始めたというテニスプレイヤーから電話がかかってくる!準決勝を前に電話をかけてきた彼女に炎尾がしてやれることとは!?炎尾のテニス漫画のぶっちぎりっぷりに爆笑。格闘ギャグ漫画と揶揄されるテニプリを余裕で越えてます。笑
『アイドルが並ぶとき』
優勝したアイドルに言われた言葉でとろける、見開き2ページの炎尾のドアップが最高だった。マンガ家ってファンからのこういう言葉によわいんだなあホント!
『そしてアイデア出しは終わった』
寝ている間に潜在意識がアイデアを考えてくれているっていうの、人によって小人さんだったり妖精さんだったりするようですが、炎尾の場合はスーツにサングラスのフェアリーさん。炎尾のマンガのリアリティをぶちこわすネタを提供していたのは全てフェアリーの仕業だったのだ!私の“半身”は、睡眠時間ばかり提供して、あまり仕事はしてくれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少年の夢を守り、少女を大人にし、ミスコン審査員をし、眠りながらアイデア妖精を見る。漫画家はいつ何時も多忙だ。