- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091573124
感想・レビュー・書評
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夢を売る仕事ですから。
そして、それが実際に大きな力になることも、ありますから。
燃えて、吼えて、がんばらないといけません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シェリルをめぐる二人の男の戦い。ぱみぱちゃんをめぐるマンガしりとり対決。アシスタントオーディション、エントリー終了。今日も炎尾燃は戦っている。
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この巻では、前作「吼えろペン」の雰囲気を掴み直そうとしているようにみえる。お約束やらをあれこれと復活させたり、過去の登場人物を再登場させたりとかなり意図的にやっている。ただ、前作のような濃さはあまり感じられず、全体的に軽い。それを漫画家自身も感じているのか、「一度終わった作品の主人公を再び描いても自分の中ではまるっきり違うものになっている」などと作中で主人公に言わせている。今は今でそれなりに面白いとは思うんだが、その辺りのズレを修正する方向で行きたいようなので、しばらくは遠くから見守っておこうかと
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島本和彦『新吼えろペン』2巻が出た。
早速読む。『吼えペン』の第2シーズンは映画『逆境ナイン』ネタでしたけど、本来の漫画家の日常路線に戻りました。
扉のカブトムシの絵はなんだろうと思っていたら、後でこの謎がわかるのだけれど(P.179)、この巻は
・「伝説の男になれませんよ!」アシスタント募集シリーズの1作目、アシスタント1日無料券をめぐる話。
・「俺の女を返せよーっ」ライバル富士鷹と、富士鷹が描いたキャラクターをめぐる漫画家の不思議なメンタリティー漫画家が作り出したキャラは漫画家に宿る独立した人格だというーのお話。
・マンガ賞受賞常連マリ林先生(うちの職場にこんな人いるぞ!)のアシスタントをめぐる話
・「小学生あなどりがたし」アシスタント、ピアスの話。大哲が響鬼から台詞をもってきているぞ!(P.182の最終コマも注目だ!)
の4つのストーリーからなっている。相変わらずの馬鹿さ加減と熱血ぶりに文句なくお勧めできる島本ワールドだ。
巻末おまけの新暗行御史作者による「吼えろペン〜コリアから愛をこめて〜」もナイスだ。