逆境ナイン 6 (6) (サンデーGXコミックス)

著者 : 島本和彦

• 小学館 (2005年6月17日発売)

作品紹介・あらすじ

▼第19話／逆転は一日にしてならず▼第20話／決着をつける男▼第21話／浮き足立つ男▼第22話／炎の友情▼第23話／かきまわす女▼第24話／対決!! 甲子園VS全力ナイン▼あとがきまんが●主な登場人物／不屈闘志（全力学園野球部キャプテン。どんな逆境が襲おうとも、持ち前の闘志でそれを乗り越える熱い男。ポジションはピッチャー）●あらすじ／地区大会決勝、日の出商VS全力学園戦。9回裏、驚異の反撃で54点差まで追い上げた全力学園だが、体力の限界に達したナインたちは、ついに不屈ひとりを残して全員力尽きてしまう。そして打席に立った不屈の脳裏にも、精神的限界のためか、早く試合を終わらせて海水浴へ行きたいという妄想が…（第19話）。●本巻の特徴／運命の決勝戦は、日没のためサスペンデットゲームに！ 翌日の再試合、たったひとりで闘う不屈は、50点差をくつがえし、甲子園への切符をつかむことができるのかっ!?●その他の登場人物／月田明子（全力学園野球部マネージャー。ナインの心のオアシス的存在）、校長（全力学園校長。常に全力であることを好み、あまり勝てない野球部を廃部にしようとする）、サカキバラ・ゴウ（実践の歴史を得意とする社会科教師。野球シロウトながら顧問に就任）、高田二流（日の出商野球部キャプテン。背は低いが、トルネード投法を操る優秀なピッチャー）

感想・レビュー・書評

[Rocketman3さんの感想 · 2018年10月15日]

なんだが馬鹿馬鹿しくていい。編集者とのコラムで「ページを無駄に使ったほうがいいんですよ、センセイの場合」みたいなことが書いてあって笑った。たしかに大ゴマ使い放題。

[アマリ？さんの感想 · 2013年9月22日]

すげーぶっ飛んでる。
正直、話の中身が有るか無いかと言われると、何とも言えないが、作者の勢い、熱さは伝わった。
勢いだけで6巻書き抜いた。みたいな。
いや、本当この内容だけで当時、よく6巻も続いたなとｗｗｗ

[富屋大介さんの感想 · 2012年4月26日]

　甲子園決勝の相手は、全力学園と同じように廃部の危機からここまで勝ち上がってきた強力学園。しかも、全力学園は不屈一人が校長に大風呂敷を広げたのに対し、強力学園は部員11人全員で、「校長、ここのスミに、でっかい優勝旗を置きたいとは思いませんか!?」と啖呵を切った”全員不屈”状態！
　しかも決勝当日、不屈は交通事故に巻き込まれ記憶喪失に――まさに逆境！　こんなのどうすんだよ！！

　熱血ハイテンション野球マンガ、堂々の完結です!!

[hi-changさんの感想 · 2009年4月20日]

逆境と激闘の甲子園に燃える全力ナイン。己の敵は己の中に。逆境のその先にあるものは熱く燃え上がる本気だけ。その境地にいるのだ。私好みの男は。感動のあまり震え、共振する私の中の男の魂。

[hd3さんの感想 · 2009年2月23日]

相手チームも 男球 を投げてくる。
その逆境からの勝利が熱い熱い。

「記憶を失った、などという後ろ向きないい方はやめてください！──過去を捨てたのです！」
忘れられません。

[うらじさんの感想 · 2008年11月18日]

熱い熱いとにかく熱い！！
ギャグとしてもスポ根として読んでも一級品！！

[abayoさんの感想 · 2008年5月3日]

たしかに…井の中の蛙大海を知らず。そういう言葉があります。たしかに蛙は大海を知らなかったかもしれない。
だが、通用しなかったとは言っていない！！
大海を知らなかった蛙の中にも、十分通用した奴はいたはずだ！！
それが、そんな　言葉のトリックにひっかかって、どれだけの才能が潰されてきたことかー！！
歴史の白いページをおれたちが切り拓いてきているのだ！先人の腰の抜けた言動に惑わされるなっ！！

[信乃野郎さんの感想 · 2007年2月11日]

実写映画にもなりました。

[えれんさんの感想 · 2005年11月19日]

その荒唐無稽っぷりに大笑い。
熱く燃えてスカッとできます。

著者プロフィール

監訳を担当した島本和彦は、1973年に創刊された「月刊バスケットボール」の創刊編集者で、後に長く編集長を務めている。NBAのテレビ放映のはじまった1987年より解説を担当し、分かりやすく親しみやすい口調でNBAやバスケットボールの普及に貢献してきた。コービーの所属していたレイカーズの先代オーナー、ジェリー・バス氏とも親交が深く、歴代のエースたちへの取材も数多くこなしている。MJなきあとを支えたコービーにはルーキーの時から取材し、その身体的・精神的変化を細緻に見つめてきた。

「2019年 『KOBE BRYANT THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY』 で使われていた紹介文から引用しています。」