クマのプー太郎 (5) (スピリッツクマコミックス)

著者 : 中川いさみ

• 小学館 (1994年12月5日発売)

作品紹介・あらすじ

クマのプー太郎が病んだ現代社会に喝を入れるような、入れないような……

●主な登場人物および動物／プー太郎（正論好きな皮肉やさんのクマ。なぜか憎めない）、松村くん（プー太郎のおともだち。ちょっと頭の回転が不規則）、ウェイター（トレードマークはメガネと1本飛び出た毛と、よく曲がる腰）、野うさぎ（ちょっとしたことで幸せになれる小市民、最近は行商を始めた）、カラオケザル（マイマイク持参の猿。だけど、なかなか唄わせてもらえない）、ロジャー（魔法のつぼをこすると出てくる何か）、分別ネコ（ゴミの分別をしないと現れる。なんでも律儀に燃えるものと燃えないものに分ける、リサイクル大好きネコ）、まくわうりデカ（刑事。話を何もかも複雑にしてしまう）、ピノキオ（木でできた人形）、 ●本巻の特徴／巻頭にはカラー漫画「タコ紳士」掲載。特別付録は性格診断テスト、あなたの前世は？、おやじ度診断テスト、心理テスト。テレビでも放映された、人気者クマのプー太郎の最終巻。最後の4コマはなぜか変なコアラ登場。

感想・レビュー・書評

[毬鈴果さんの感想 · 2006年8月10日]

シュールさと、キャラそれぞれの味の深さは時代を超える傑作です。
個人的にはまくわうり刑事と時々出没するおじいちゃんが好きです。

著者プロフィール

1962年生まれ。蟹座。1985年にデビューし、主に不条理ギャグ漫画を手がけ人気を博す。代表作に『クマのプー太郎』、『大人袋』など。『ストラト！』全4巻、『ネッコロCOMIC』、（以上、小学館）が好評発売中。

「2016年 『マンガ家再入門（1）』 で使われていた紹介文から引用しています。」