- Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091802385
作品紹介・あらすじ
▼第46話/わかれの夜▼第47話/おとぎの国▼第48話/フィアンセ▼第49話/魔法の小箱▼第50話/写楽風浮世絵似顔▼第51話/エラーズ対モンスターズ▼第52話/テラさんのフィアンセ▼第53話/フクロウの城▼第54話/百面相とリュート●主な登場人物/満賀道雄(21歳の新人漫画家。高校の同級生・才野と共に漫画家を目指し上京)、才野茂(満賀と共に、トキワ荘で漫画への夢を追っている漫画家)●あらすじ/突然届いた小鷹洋子からの手紙。そこには彼女が他の男と結婚を決めたこと、そして満賀に対して別れを告げる内容が書かれていた。満賀にとって彼女は、はっきりと関係を結んでいたわけではないが、恋人同士のような付き合いをしていた存在。それだけに満賀のショックは大きく、眠れない日々が過ぎていく(第46話)。▼鎌倉のアニメ制作会社・おとぎプロを訪れた、トキワ荘の面々。漫画の発展形であるアニメに興味のある彼らは、その製作工程に興味津々。そこで、おとぎプロを作った漫画家の横山隆一と出会い…(第47話)。●本巻の特徴/「ビッグコミックオリジナル増刊」2003年9月12日号~2005年1月12日号で掲載された全9話を収録。●その他の登場人物/つのだじろう(47~49、51、54話)、石森章太郎(47~54話)、寺田ヒロオ(47~52、54話)、赤塚不二夫(47~52、54話)、手塚治虫(47話)、小鷹洋子(46話)
感想・レビュー・書評
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『まんが道』の続編と位置づけられる作品。
昭和30年代、漫画黎明期をトキワ荘で過ごした若き漫画界の巨匠達の青春期が、当時の社会情勢などとともにリアルに描かれている。
作者の藤子不二雄A氏ご自身も、「この作品はライフワーク」と語っておられるとおり、ゆっくり、じっくり執筆されている。だいたい1年に1巻のペースで単行本として出版されている。
読者も、時折、前の巻を読み返しながら、慌てずじっくり、楽しみながら読み進めたい作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「まんが道」続編というポジションで連載中の新作。トキワ荘にもまんがだけでない青春が訪れている。「そのとき、初めて抱きしめた……」シーンなんか青春って感じだね。抱きしめたというか事故なのに、抱きしめちゃったって思える・思いたいところが若くていいとおもう。こういう時期があるなぁと思わせる作品。