カムイ外伝 2 (ビッグコミックス 592)

著者 : 白土三平

• 小学館 (1983年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[あるふぁさんの感想 · 2020年10月9日]

生きるために必死に逃げるカムイ。追手のしぶとさもなかなかだが、なんとしてでも生き延びるカムイの精神力もなかなかだ。抜け忍同士、今日の敵は明日の味方とはいかないのが忍びの世界。その現実が辛い。追うほうも追われる方も死にたくないその想いは同じだ。抜け忍をそそのかすカムイ。案じたのは疑心暗鬼になる己の心持ち。カムイはそれを乗り越えた事実がすさまじい。

[radio24kmさんの感想 · 2013年7月23日]

迫力があって印象的なシーンはいくつかあるんだけど、たまに忍術の使い方が強引過ぎて、緊張感が損なわれている部分があるのが残念だったなぁ・・・。強引にすすむと分かりづらい印象もあるし。