竹光侍 (1) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 小学館 (2006年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091810342
感想・レビュー・書評
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松本大洋のマンガで塗り絵したい。
宗一郎は静脈は透けてなくて白くて所々赤い細かい血管が走ってて冷たくてこりっとした手をしている(筈)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
圧倒的画力だわー。鳥肌たつ。
シンプルな内容、人に住む狂気。
太刀の緊張感とほのぼのとするうそっぽいイヌやネコの対比が好き。 -
これはすごいマンガだ、と驚きました。
ひとこまひとこまの絵に感じる、徹底したこだわりとセンスのよさ。筆ペンで描かれた世界には、力強さと温かさと繊細さが心地よく同居している。
なんというか、一般的なマンガの絵とはちょっと違う領域に属しているような。…うーん、見れば見るほどすごいなあ。
ある日、江戸の長屋に住みついた、キツネ顔の浪人、瀬能宗一郎。
実は凄腕の剣客なのだが、腰に差しているのは竹光。
飄々として間の抜けたような不思議な人柄と、その奥に潜む剣客としての禍々しいほどの性(さが)。
隣家の少年、勘吉との交流を描きつつ、何やら事件に巻き込まれそうな流れで1巻は終わる。
絵だけじゃなくてストーリーもいい。この絵あっての、この物語であり、この物語だからこその、この絵。
1冊900円は高いな、と思ったけど、読んでみたら納得。
それだけ払う価値はあります。(むしろ、おつりがくるくらい。)
とはいえ、さすがに大人買いは厳しいのでちょっとずつ買いそろえていくことにします。 -
全然中身知らないけどたぶん買う
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大洋さんは天才です。この作品は今までの画風と一転、日本画調になっております。(GOGOモンスターのガンツみたいな)今までにない、ジャパニーズアートコミックスを!
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松本大洋初の原作物、時代劇。
原作者は松本大洋のアシスタンスをしていた事もあってか、氏の作風をよく分かっている印象。
松本大洋が繰り返し描いてきたテーマがこの作品にも流れています。
闇と光、迫りくる狂気、主人公は人間でいられるのか!?
漫画表現冴え渡る時代劇、刮目せよ! -
読んだことのある松本大洋の漫画の中で一番性に合って、面白かった。
漫画の雰囲気がとにかくいい。 -
8巻まで読んだ。能瀬宗一郎の気が漂い、空気が流れ静と破のある漫画だった。能瀬宗一郎のつり目の表情が、クールに見えちゃう。これって完全に、引き込まれてるよね。
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全8巻読了。
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わびさび.
チョーン.