どんぐりの家 (5) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091837660

作品紹介・あらすじ

「生きる」ことの意味を問う、絶賛を呼んだ感動話題作!!

▼第1話/父母懇談会▼第2話/おてっちゅなあじゅ▼第3話/おじいちゃん▼第4話/作ろう▼第5話/願い▼第6話/手話で生きる人々(前編)▼第7話/手話で生きる人々(後編)▼第8話/涙の卒業式▼第9話/2537円(もず共同作業所)▼第10話/皆勤賞(もず共同作業所) ●登場人物/早野先生(境ろう学校の重複障害児クラスを担当する。)、阪本みどり(境ろう学校わんぱく組の生徒。)、斉藤ゆり子(境ろう学校わんぱく組の生徒。)、宮井信夫(聴覚障害と知的障害を併せ持つ子供。境ろう学校へ通う。) ●あらすじ/ろう学校に通う子供たちを社会に送り出しても、そこには彼らを受け入れる「場」がなく、やがて彼らは孤立し行き場をなくしてしまう……。そんな現実に直面し、身を切られるような思いをしている教師たちはある日、卒業生が働くことができる共同作業所を自分たちの手で作るという構想を父母の前で発表する。しかし父母の間で意見はわかれ……(第1話)。▼野坂太郎の祖父が倒れ、太郎の母親は祖父がもう先は長くないということを知る。太郎が障害を持つようになってから、誰よりも太郎によくしてくれた祖父だったのだが……(第2話)。

感想・レビュー・書評

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  • 「障害児をもつという事はこういう事なのだ。/うわべでは福祉だ教育だと言っても、/実際はそうではない。/私達は社会から切り離されとり残され・・・/あきらめて、ひっそりと死んだように暮らしていくしかないのだ。」

  • 「どんぐりの家」ができるまでの過程が細かく紹介されています。また、「障害」に対する「環境」の重要性(関係性ということです)、法律の狭間にいる人々に対しての行政の無力さなどがひしひしと伝わってきます。あと2巻、どうなるのかとても興味深い作品です。

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