兵馬の旗 (2) (ビッグコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091841537

作品紹介・あらすじ

かわぐちかいじが熱き時代・幕末を描く!

戊辰戦争の緒戦、「鳥羽伏見の戦い」は旧幕府軍の惨敗に終わった。
江戸に引き上げる兵馬や榎本武揚、土方歳三らの幕軍将校たち。
江戸の実家につかの間戻った兵馬は、ロシアに残してきた妻・アンナとの
恋の経緯、そして幕末という時代にかける思いを母に打ち明ける……
幕末という時代の全体像を描き出そうとする壮大な叙事詩、
第二弾早くも刊行!

【編集担当からのおすすめ情報】
「沈黙の艦隊」「太陽の黙示録」など巨大スケールのエンタテインメントが信条のかわぐち氏が、満を持して挑む時代劇。第2集は主人公・兵馬と愛妻アンナ、村田新八郎との関係の一部が明らかに。巨大なスケールの物語の核心が徐々に姿を現します。必読!

感想・レビュー・書評

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  • 薩摩藩士との対決で幕を開ける。坂本龍馬は刀で向かってくる敵に拳銃で応戦したが、剣術に自信がないという理由で拳銃を使うキャラクターは新鮮である。この巻のメインはロシア留学時代の回想である。ロシアの近代化を求めた反乱・デカブリストの乱と絡めて描くことで、歴史ドラマとして重厚になった。

  • 勝海舟。

  • 兵馬の過去がちょっと語られます。
    幕末。この時代、本当にいくつでもドラマがあるよね~。

    時代そのものに若さを感じます。

  • 剣と銃との闘いはやっぱり盛り上がるけど、どちらかが少しでも中心を外せばどちらも死んでいたんだろうと思うと、どちらも信念を持って正面から闘う姿を描いているようにも思える。

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著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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