- Amazon.co.jp ・マンガ (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091844293
作品紹介・あらすじ
ご存じ、繁華街の片隅にある小さな食堂。開店時間は夜中の12時から朝7時頃まで。メニューは豚汁定食にビール・焼酎・酒ーーただそれだけ。あとは注文してくれたら、できるものなら作ってくれる。
そんな『深夜食堂』の最新第9集は、
「きびなごのフライ」に「オニオンスライス」、「サイコロステーキ」、「ピーマンの肉詰」などなど、
思わず腹と心をほっこりと満たしてくれるお品書きが目白押し。
感想・レビュー・書評
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いつもの深夜食堂
【内容】
もう半分、肉野菜炒めライス、白菜漬け、きびなごのフライ、オニオンスライス、サイコロステーキ、ピーマンの肉詰め、梅干しと梅酒、枝豆、しょうが湯、卵きくらげ炒め、焼きうどん、まいたけの天ぷら。
【感想】
まゆみちゃんのフルネームと職業がようやくわかった。以前に出てたのかもしれないけど。
毎回読んでたら腹減るので今回は食べ物調達して読書にのぞんだ。
(2013年09月29日読了)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前回7巻まで見たあと、8、9を見ました。
いいところをついているコミックス。
劇画のような絵ではないが…何というか最小限の線で人の顔貌、来し方、気持ち…まで表現できる筆力。(アジのある画、ってことですね)
グルメ漫画であること。ただし、出てくる料理が桜でんぶ、魚肉ソーセージ、ハムカツなどなので、素材だのみ(究極の牛肉…とか)、料理人の腕だのみ(「平凡な牛肉がどうして…」的な)ではなく、自然にそのものの味が頭に浮ぶこと。
何より、店の主人と登場人物がちゃんと「馴染み」になっていること…一回しかきたことのない客もこの、「深夜食堂」の波長に合っちゃうというか自然に登場人物として溶け込んできます。
…それは読み手も同じで、私もこの食堂のカウンターに座りながら、漫画の登場人物を横目で見ている感覚になります。
…もう一つ。
このような感覚を共有できるのは、
昭和の味を知っている、私の年代のおっさん、おばさんが生きているウチ、です。
…さらにもう一つ。
今、20、30代の人に「おから」とかぴんとこないですよね。結局「この漫画を喜んでいるのは…
40から50歳の私のような方々、なんでしょうね。 -
まんねりしてきた感が満載なんだけどさ。やっぱり新刊でたら、読んじゃうんだよね。で、やっぱりまんねり感がって思って。というループを繰り返して、気づけば9巻。
場末のスナックじゃないや深夜食堂っていうので、味はでてきた。メシのうまさもさることながら、昭和の人間たち的なやりとりに、どこか和む昭和のヒトなのである。 -
テレビドラマの実写版を見ていたので、マスターがそのまんまで驚いた。
おしつけがましくない、けど冷たい訳じゃないマスターの絶妙の距離感がいい。 -
どの話に出てくるメニューも美味しそうで食べたくなる(^_^;)深夜食堂に出てくる食べ物も人々もほのぼのとしてて大好き!このまま変わらず話が続いていって欲しい!!
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今回も様々な料理とともに深夜食堂に訪れる人の出会いと別れ。ほっこり、しんみり。
昔、鹿児島で食ったキビナゴの刺身を思い出した。 -
まいたけの天ぷら。
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御不浄読書。持って入ると、とりあえず一話終わってからでないと出てこれまヘン。ヒマな徘徊老人に最適。
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ちょっと間があって久しぶりに読むとやっぱり良い。特に「冬」が似合う気がするなーこの漫画は。寂しい夜に付かず離れずの距離で、そっと寄り添ってくれる。人の温もりと言えば簡単だけれどこういう普遍的なものを大事にすることが、大事だと教えてくれているようだ。でも多分実際に商売しようとしたら夜0時から朝7時まではかなり命を縮める行為やから辞めてほしいなと思う、マスターには長生きして欲しい。人情が沁みるって単純に歳取っただけやけど歳取るって悪いことばかりでもないんやなーと思わせてくれる。世の中のおじさんおばさんがもっと声を大にして言うていくと世の中少しは変わると思われる。そういうことって意外と大事なんですよ、きっと。