ギャラリーフェイク: 楊貴妃の香 (19) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 242
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091846198

作品紹介・あらすじ

▼第1話/当世質屋物語▼第2話/甦るアール・デコ▼第3話/箪笥の中に▼第4話/パリスの審判▼第5話/ショパンの心臓▼第6話/楊貴妃の香(前編)(中編)(後編)
●主な登場人物/フジタレイジ(ニューヨーク・メトロポリタン美術館元学芸員で、主に贋作を扱う画廊「ギャラリーフェイク」のオーナー)、サラ(フジタのアシスタント。フジタに好意を持っている。実家はアラブの大富豪)
●あらすじ/昔なじみの質店をクローゼット代わりに使っているフジタは、季節の変り目に、いつものごとく“着替え”にやってきた。しかし店主は「店を閉めるので、もう預かれなくなってしまって…」と告げる。息子に後をまかせ、リサイクルショップとして再出発するというのだ。その新しい店に行ってみたフジタは、息子の強引な経営方針に不安を抱く。そんな折り、開店直前の店の品が全て信用していた店員に持ち逃げされた…(第1話)。
●本巻の特徴/本巻のメインは前編、中編、後編と、本誌には3回に渡って掲載された『楊貴妃の香』。ある女優から楊貴妃の香りがする香薬の調合を依頼された天才的な調香師、ジャン・ポール・香本。完全主義者の香本は、どうしてもその女優の体質では自分のイメージする香りが出せないとイラだち、とんでもない行動に出る!! それはサラに手をかけることだった…。この他、なじみの質店のオヤジさんとの交流(「当世質屋物語」)、軽井沢で偶然出会った、骨董品に詳しい上品な老婦人の謎(「箪笥の中に」)、ルーベンスの絵と女性空間プロデューサーの関わり(「パリスの審判」)等を描いた、ハラハラ、ドキドキの6作品を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 副題は「揚貴妃の香」

    質屋の息子の新商売。
    アール・デコの別荘。
    女社長のショッピング・モール。
    ショパンの心臓。
    ジャン・ポール・香本の魔手がサラに?

    (2005年12月25日読了)

  •  美術をテーマに取り上げた漫画で、主人公の藤田の美へのあこがれ・探求・崇拝がわかりやすく、時には難解に描いてあります。
     一話完結なので、どこから読んでも読みやすく、おもしろいですよ。

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著者プロフィール

細野 不二彦(ほその ふじひこ)
1959年生まれ、東京都出身。大学時代からスタジオぬえで活動。大学在学中の1979年、『マンガ少年』掲載の「クラッシャージョウ」(高千穂遙原作作品のコミック化)でデビュー。
アニメ化された『さすがの猿飛』及び『Gu-Guガンモ』などのコメディ作を手がけたあと、青年漫画に進出。以降も『太郎』『ギャラリーフェイク』『ダブル・フェイス』といったシリアス路線の人気作を次々と生み出し、長年に渡り一線級の人気を誇っている。

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